小川あきら です。
今日は、青年会議所主催の憲法フォーラムに参加してきました。
テーマは一票の格差。
少し硬いテーマですが、これについて、
①福岡県弁護士会の春田久美子弁護士の講演と②学生の発表、
③パネルディスカッションが行われました。
春田弁護士は、『AKBの総選挙を題材に憲法の授業を考えてみたら』というタイトルで、
一人一票の原則の大切さなどを楽しくお話してくれました。
(AKBの選挙は一人一票ではなくて、CD一枚につき一票です!)
学生の発表では、
高崎経済大学の学生は、格差が生じている状況を素早く解消すべきとして、
格差是正の方法を提言し、
群馬大学の学生は、格差は厳密にはなくならないとして、
そもそも一票の格差がなぜ問題とされるのかを検証するという
対照的でとても興味深い発表となりました。
一票の格差を是正するには、一人別枠方式を廃止して中選挙区制にしたり、
選挙区割を再検討する必要があります。
しかし、一票の格差が是正されても、現在の投票率の低さのままでは、
本当に民意を反映できているのか、疑問です。
どうしたら投票率があがるのか、格差の是正とともに早急に対応が必要です。
パネルディスカッションのコーディネーターは、
弁護士会の後輩の館山史明くん。大役お疲れ様でした★