小川あきら です。
今日は、青年会議所主催の憲法フォーラムに参加してきました。
テーマは一票の格差。
少し硬いテーマですが、これについて、
①福岡県弁護士会の春田久美子弁護士の講演と②学生の発表、
③パネルディスカッションが行われました。
春田弁護士は、『AKBの総選挙を題材に憲法の授業を考えてみたら』というタイトルで、
一人一票の原則の大切さなどを楽しくお話してくれました。
(AKBの選挙は一人一票ではなくて、CD一枚につき一票です!)
学生の発表では、
高崎経済大学の学生は、格差が生じている状況を素早く解消すべきとして、
格差是正の方法を提言し、
群馬大学の学生は、格差は厳密にはなくならないとして、
そもそも一票の格差がなぜ問題とされるのかを検証するという
対照的でとても興味深い発表となりました。
一票の格差を是正するには、一人別枠方式を廃止して中選挙区制にしたり、
選挙区割を再検討する必要があります。
しかし、一票の格差が是正されても、現在の投票率の低さのままでは、
本当に民意を反映できているのか、疑問です。
どうしたら投票率があがるのか、格差の是正とともに早急に対応が必要です。
パネルディスカッションのコーディネーターは、
弁護士会の後輩の館山史明くん。大役お疲れ様でした★
派遣職員や非正規労働者は、期間で切られたり、年齢を言うと派遣会社の女性職員に笑われて求職を断られたりします。県会議員の方は、大企業の後ろ盾になっている人も多く、その企業専属の派遣会社の壁にペタペタとその議員さんたちのポスターが貼ってあったりします。また、住民が望まない市町村合併を推進する県会議員もいます。そんな人達しかいないのでは、投票に行く気も失せてしまいます(実感)。
話はそれますが、地域でも派遣会社は大きくなっており、都合の良い人材だけを集める独占企業のようなところもあり、そこに断られると同じ職種で就職しにくい事態も起こっているようです。テレビで、支持政党なしが50%というのも分かるような気がします。
県会議員のことを書いてすみません。小川あきら先生は、弁護士でもありますね。
しかし、私がこんなことを書いていられるのも、まだ、余裕があるからかもしれません。小川あきら先生も、御自分自身のことを大事にしたほうがいいですよ。