小川あきら です。
『福島みずほと市民の政治スクール』に参加してきました。
本日は、講師に田中優さんを招いて、自然エネルギーの勉強会。
現在の枯渇型エネルギー(原発・化石など)→ 節電 →自然エネルギーへの転換を
という内容でした。
日本では、電力消費量のピークに合わせて、電力を作っています。
しかも、その多くは産業需要。 (家庭消費は約1/4、約3/4は産業消費です。)
ピーク時の産業需要を分散できれば、今よりも発電量を少なくできるはず‥。
家庭も産業界も、まずは節電をして、枯渇型エネルギーに頼りすぎない
体質を作っていくことが必要です。
そして、自然エネルギーへの転換。
太陽光発電以外にも、洋上風車発電、波力発電、地熱発電、
バイオマス、小規模水力発電など、様々な研究がなされています。
自然エネルギー大国のアイスランドでは、エネルギー生産量の約3割を
地熱発電が賄っており、火力や原子力発電所はありません。
しかも、その地熱発電装置は、日本製です。
日本は、省エネ製品やバッテリー(蓄電池)、電気自動車、自然エネルギー、IT技術など、
新しいエネルギー社会への転換に必要なすべての要素で国際競争力を持っています。
3月11日以後の社会をどのようにしていきたいかを改めて考えるよい機会になりました。