母校からの便り。

小川あきら です。

久しぶりに、母校・清真学園高校からお手紙が‥。

少林寺拳法部の監督が、創部25周年記念誌を送ってくださいました。

小学校と、高校時代に習っていた少林寺拳法。  

懐かしいです。

私が高校生のときには、そんなに強いチームではなかったのですが、

後輩たちが頑張ってくれたおかげで、今では優勝の常連に★

さてさて。

少林寺拳法はちょっとマイナーな武術なのかなぁ、と思うのですが、

もともとは、宋道臣(開祖)が、戦後の日本を築いていくための“人づくりの行”

として始めたものです。

少林寺拳法では、「技」(護身を旨とする拳法)はさることながら、

さらに、「教え」(他人とともに援け合い、幸せに生きる)と、

豊かな社会を築くために行動できる人を育てる「教育システム」を

重視しています。

道場での心得は、 「脚下照顧」(脱いだ履物は、キチンと揃える)、

「合掌礼」(礼に始まり、礼に終わる。心から挨拶をする)、

「作務」(自分たちの修練する場を掃除する)など。

あいさつや服装や言葉遣い、時聞を守ることなど、

あたりまえのことが、あたりまえにできる人間を育て、

たくましい身体と、豊かな心、援けあいともに生きる人のあり方を学ぶことができます。

政治スクール

小川あきら です。

今日は、「3.11後の日本の進むべき道」というテーマの勉強会に参加してきました。

講師は、慶応義塾大学教授の金子勝さんです。

3.11 を契機に、今後10年間の社会はどこへ向かっていくのか。

 金子さんは二つの道を示していました。

まず一つは、中央集権経済から、地方循環・ネットワーク型経済への転換。

今回の震災で、一極集中の政治は身動きが取れない(動きが鈍い)ということが

明らかになりました。

情報隠しや責任の押し付けによって、復興作業もなかなか思うように進んでいません。

昨今の地方分権の流れもありますが、今後は、各地域で

エネルギーと食料を自給し、地域分散型の経済に転換することが必要です。

そして、二つ目は、金融資本社会から、公共資本社会への転換です。

個人主義のお金儲けのための資本主義のあり方を見直し、

正義のための投資、すなわち社会的に貢献することによって所得を得るような

資本主義に改善していくことが大切だとおっしゃっていました。

たとえば、未来に地球を残すために、再生可能エネルギーの開発・利用のための

機械を作ることに投資する。

医療や介護に関するシステムを作る。福祉関係の雇用を創出するなど。

『仕事=金儲け』ではなく、

『仕事=社会とつながる』と思えるような倫理的な基礎を作っていくことが

日本社会の転換のためには必要なのだと思います。

最近再生可能エネルギーの勉強会などに多く参加させていただいていますが、

自然エネルギーが豊かな群馬県では、

太陽光、風力、地熱、小水力やバイオマスなどの

再生可能エネルギーによってエネルギーの地産地消を図ることが可能ですし、

この再生可能エネルギー転換をベースに地域分散型の経済が創出できれば、

新しいエネルギーに関連する雇用も作り出せると思います。

未来の群馬県が、豊かな自然とともに、

たくさんの省エネ製品、太陽光パネルなどであふれる

全国一の環境エネルギー県になれれば、とても素敵なことですね。

被災地だけではなく、日本の経済が、社会全体が、

前に進むための復興を必要としています。

おいしい水。

前橋の名物??

まえばしの水 『赤城の恵』 です。

前橋市水道局が管理する井戸水で、地下200メートルからくみ上げた天然水です。

発売は、7月24日。

間もなくスーパーや酒販店、観光物産館などでお見かけするようになると思います。

余談になりますが、少し前に、水資源について勉強しました。

日本で生活していると、水はとても身近なものですが、

世界をみてみると、約10億人が安全な飲み水にアクセスできていません。

また、25億人は、清潔な衛生施設(トイレなど)へのアクセスができません。

産業で利用できる水の量や、水汚染の問題など、

国や地域によって全く異なる水事情、水問題が起きています。

日本の水も水ビジネスの対象となっているかもしれません。

有限な水資源。

地球環境と人間社会のあり方を改めて考えさせられます。

渋川県産材センター

小川あきら です。

今日は、渋川県産材センターに視察に行ってきました。

木材には、A材、B材、C材という分類があって、

B材、C材は、これまで活用できずに山へ捨てられていたそうですが、

渋川県産材センターでは、ABC材を無選別で買い取って、

木材を無駄なく資源化できる全国初の製材工場となっています。

木材のすべてを定額で買い取ることにより、林業経営をサポートするとともに、

木材の安定供給や森林再生を実現することを目的としています。

定額で買い取ってもらえるため、当初予定よりも多くの木材が入荷されているそうですが、

大事なのは、出口だと思います。

もともと利用の少なかったB材、C材の加工材木を、

安定して出荷ができるか、あるいは県内での利用を促進していけるかどうか、

これからも注目していきたいです。

夕方からは、連合群馬議員懇の勉強会&懇親会でした。