ハワイアンフェスティバル」への1件のフィードバック

  1.  吉村 昭 という人の小説に、咸臨丸がアメリカに渡った時、途中ハワイにより、ハワイに住んでいて、現地の女性と結婚している日本人の男が癌に侵され、日本に連れて帰ってくれ、と頼みますが乗っている役人に簡単に断られ、足を滑らせて海に落ち亡くなり、それを見ていた別の役人は、日本に帰ってから役人をやめ、医者になった、という記述があります。なにか生々しい描写だったので、事実が幾分かはいっているような気がします。当時は、ハワイはアメリカの領土ではありませんでした。
     「日本人は、踊りと酒を愛するフランス人のような平和的な民族だ。」
     「いや、日本はハワイを欲しがっているんだ。」これは、ヘミングウェイの小説「武器よさらば」からです。
     日本最初の外国人力士でハワイ出身の「高見山」という人は、日本でできた友達に、自分の実家に遊びに来るように言ってましたが、当日、姿を消してしまいました。まだ、出世前で、自分の実家が貧しいのを見られたくなかったそうです。高見山は、私が小学生のとき、相撲部屋に入門し、「少年」という漫画雑誌(鉄腕アトムや鉄人28号があった)に全ページ写真で掲載され、入門当時の琴欧洲のように格好良かったのを覚えています。

      

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