議会基本条例の勉強会

小川あきら です。

本日は、臨時議会の後、議会基本条例の勉強会に参加しました。

講師は法政大学の廣瀬克哉教授。

昨今、政治や議会に対する信頼が低下しています。

私も稀に、「議員さんてなにしているの?」 とか、「県議なんて暇でしょ?」 と

聞かれることがありますが、少なくとも、弁護士業をしていた時よりも忙しい

毎日を過ごしています。

議会とは何をする機関なのかを、もっと議会から発信する必要があり、

皆さんに議会の存在意義を感じてもらえなければ、

政治に対する無関心も、投票率の低下も改善されないのだと思います。

きちんと議会報告をすること(報告会、議会だより、HP等)と、

より多くの市民から意見・要望を吸い上げて、政策立案をすることにより、

行政が吸い上げにくい政策ニーズに議会が能動的に向き合い、

また、多様な民意の調整と決着のための場としていかなければなりません。

視察報告(2日目)

小川あきら です。

視察報告2日目。

午前中は、相馬市を訪問し、松川浦付近を視察してきました。

相馬市は、福島第一原発の北報告に位置している市で、

すぐ隣の南相馬市は、一部避難地域に指定されています。

相馬市では、市長のリーダーシップのもと、いつ避難指示がでてもいいように、

市内の災害時要支援者(高齢者、障害者など)の把握と、

その方々の自宅に1台ずつ担架を用意したとのこと。

トップのリーダーシップの大切さを改めて感じました。

また、『相馬市復興ビジョン』というのもいち早く策定し、

津波の被害にあった地域の土地に利用制限をかけたり、

メガソーラーを設置し、原発に頼らないエネルギー政策を目指したり、

避難者が経済的負担をなるべくかけずに、失った家を取り戻せる施策などを

検討しているということでした。

相馬市長さんの発想力と実行力にも感服です。

その後、津波の被害にあった松川浦へ。

住宅地であった場所は、今は瓦礫が片づけられ、家の基礎しか残っていません。

そこにあった町の風景がどんどん忘れられていってしまいそうです。

午後は、福島県の県中建設事務所を訪問。

県内の、公共物(道路やダム、公共施設など)への被害の状況と

その対応について説明した頂きました。

道路については、現時点でほぼ復旧がすんでいるとのこと。

しかし、県中事務所のある郡山市では、市役所や学校、体育館などの

公共の建物の被害が大きく、拠点が定まらずに行政機能に多少の支障が

生じてしまったそうです。

(県中事務所自体も、被害にあって、今は仮の事務所で活動しています。)

非常時の拠点となる場所の確保・耐震化も必要です。

視察報告(1日目)

小川あきら です。

8月8日~9日、会派で福島県に視察に行ってきました。

最初に訪問したのは、避難所になっているあづま総合運動場。

福島第一原発の3号機が爆発した際に、多くの人々が避難し、

最高で約2500名が非難していたそうです。

現在は300名程度が避難しているということで、

施設もきれいで、落ち着いた雰囲気でした。

体育館の中には、段ボールで仕切れらた個人スペースが設けられています。

施設管理者のお話では、今年中には、避難所を閉鎖できるようにしたい

とのことでしたが、実際には、避難者が所属する各市町村での、

仮設住宅や借り上げ住宅への居住の手続きがバラバラなので、

全員が避難所を後にするには、まだまだ時間がかかりそう‥。

群馬県からは4名の職員が、派遣されています。

 

 

国定忠治

小川あきら です。

知り合いが出演している国定忠治の寸劇を観賞してきました。

八木節国定忠治の演奏とともに、楽しい寸劇でした。

昨日から桐生の八木節祭りも始まりました。

八木節も群馬独特の文化ですよね!

伝統技術や伝統文化は、引き継いでいかなければ、失われてしまいます。

文化振興条例の制定により、大切に守っていきたいです。