小川あきら です。
消費税法案が衆院で可決されました。
偶然にも、同じ日に国会にいた私。
東日本大震災の復興とヨーロッパの金融不安を主な理由とする増税ですが、
個人的には、なぜこのような時期に、このようなやり方での採決なのか、
納得できておりません。
政策よりも政局という
社会に何の責任を負うつもりがないとしか思えない
財務省や、内閣や、国会や、マスコミに、
国民は辟易しているのではないでしょうか。
高速道路整備やダムの無駄を復活させて、
さらに増税というのでは、国民の理解は得られない。
増税するのであれば、行財政改革、議員定数削減、
企業の内部留保やだぶついている金融資産への対応、
地方への財源移譲・税源移譲など、無駄の削減を徹底的にやること。
今後の国の在り方を注視して見ていくことが大切です。
国会のお隣、憲政祈念館では、憲政の父と言われた尾崎行雄の
肉声テープを聞くことが出来ます。
数十年前の尾崎行雄のスピーチ。
その内容は、「人々が困っているとき、すなわち景気が悪い時には、
増税をすべきではない」というものでした。