小川あきら です。
先日、会派の勉強会に、株式会社 ラポール企画の大小原さんをお呼びし、
自殺対策やゲートキーパーについて講義をしていただきました。
大小原さんは、産業カウンセラーや心理相談員などを経験し、
現在では、企業・団体・大学・高校・中学などで様々な研修・講演をしています。
毎年の自殺者が3万人以上を超え、
民間でも、公の部門でも(行政職員、警察、教員など)、
うつ病などの精神的な負担を抱える方が増えています。
職場におけるメンタルヘルス対策も近年では重要視されていますが、
その最後の砦と言われているのが、 ゲートキーパーです。
ゲートキーパーは、生きることを支援する人。
周りにいる誰かが、「自分なんて価値がない」「消えてしまいたい」と思っている時に、
それに気づいて、じっくり話を聞き、社会や企業や家庭で求められているんだという
承認(自尊)欲求を満たしてあげることが大切です。
問題は、相談までのアクセスをどうやって図っていくか。
どこに相談したらいいのわからない。心療内科にいくのはちょっと‥。
という方も多いと思います。
気軽に相談できる場所、たとえば駅中相談室のようなものを
たくさん作っていきたいですね。