ぐんまNPOフェスティバル

小川あきら です。

昨日群馬会館で開催された

『第5回ぐんまNPOフェスティバル』に参加してきました。

震災後、たくさんのNPOやボランティア団体の方々が

いろいろな形で被災地の支援を行ってくれました。

今回は、その様子をパネルで展示していただき、

行政でも把握できていなかった小さな活動まで、

本当に貴重な記録を拝見することができました。

今後の防災対策に活かすためにも、

行政、医療、民間団体などの活動報告や課題をまとめて

報告書を作成しておくことが必要かもしれません。

会場の中では、なぜか元プロ野球選手のサイン会も‥!

ドリームチームさんは、農業以外にも、

スポーツを通じた子どもたちの健全育成や、

南相馬市のチアリーディングチームの子どもたちと

連携した活動をしてくれています。

3月11日。

小川あきら です。

昨日、司法修習生の時のクラスアルバムを見ていたら、 

自己紹介欄に「ミスチルをこよなく愛する23歳」とありました。

若かったんだなぁ‥(笑)と、自分でもこっぱずかしく思います。

そんなミスチルの曲の中でも、

最近特に繰り返して聞いているのが、「HERO」と「タガタメ」。

この曲の歌詞を聴きながら、震災のことや生きることについて考えてしまいます。

さて、東日本大震災から、1年が経ちました。

一年間、長かった人もいるかもしれません。

また、あっという間だったという方もいるかもしれません。

人それぞれ、感じ方が違うんだな、ということを学んだ一年でした。

原発の問題やがれきの受け入れについて、

賛成という人も、反対という人もいる。

 大切なことは、人それぞれ感じ方が違うということを受け入れることと、

語り合うことだと思います。

そして、さらに大事なことは、忘れないという事。

やはり人間は忘れていく生き物なんだと思います。

戦争の記憶は忘れ去られていないだろうか‥。

この震災の記憶は忘れてはいけないと思います。

忘れないように、風化させないように、語り継いでいく。

社会の中で生きていくうえで大切なことは

一人一人が深い歴史感や哲学を持つことかもしれません。

復興に向けて、この一年よりも、さらに長い時間がかかります。

大宮にて。

小川あきら です。

今日は、Jリーグの開幕戦!

わけあって大宮アルディージャの応援に行ってきました。

大宮スタジアムは、前橋の敷島スタジアムと比べて、

大きさはそんなに変わりませんが、

照明などはやはり断然明るいと感じました。

11500人のサポーターの熱気で、会場は大声援の渦。

子どもから大人まで、みんなが必至に応援している。

大宮アルディージャは、地域に根ざし、

市民から本当に愛されているチームなんだと感じます。

プロスポーツはそういった地域やファンの力があって初めて成り立つ。

改めて、スポーツ振興のあり方を考えさせられました。

ちなみに、大宮アルディージャでは群馬県出身の3名の選手も活躍しています。

試合には負けてしまいましたが、ザスパ草津とともに、

今後も応援を続けたいと思います★

  

キックオフに先立って、黙祷が行われました。

東日本大震災から1年。

開幕戦では、全会場で黙祷が捧げられたそうです。

被災地である仙台のベガルタと、同じく被災した鹿島アントラーズとの対戦は、

復興に向けて、さらに一歩進み出す勇気や希望を与える

そんな試合になると思います。

TPPと原発と消費税の問題を考える。

小川あきら です。

今日は、川内博史さんの講演会(勉強会)に参加してきました。

テーマは、TPPと原発と消費税。

一つのテーマで何時間でも議論できるような盛りだくさんの内容です。

さらには、沖縄の基地問題についてもお話していただき、

45分の予定だったのが、気がつけば1時間以上の充実した講演となりました。

早稲田大学雄弁会の出身と会って、難しいテーマをとてもわかりやすく解説。

まず、冒頭に福沢諭吉さんの『学問のすすめ』を例に、

私たち国民一人一人が、正しい情報を元に学ぶことの大切さを強調。

そして、マスメディアの情報がどれだけ歪曲されているかを

政府の客観的な資料と照らし合わせながら説明してくれました。

たとえば、TPP問題について。

TPPに参加することは、日本にとってメリットなのか??

政府の試算ではTPP参加でGDPが今後10年で2兆7000億円増加とあります。

(1年あたり2700億円です)

一方、年間の関税収入は約1兆円なので、関税収入をゼロにしてまで

TPPに参加する必要があるのだろうか。

また、製造業などの輸出企業については、

TPP参加で輸出が増大するといわれていますが、

一方で、非関税障壁という問題もあります。

アメリカの自動車連盟が日本のTPP参加に反対しており、

さらにアメリカ政府が、「自動車については非関税障壁の問題がある」

といっていることからすると、

自動車については、関税以外の方法で日本の輸出が制限される可能性もあります。

一部の情報や偏った知識だけではなく、広く学ぶことが大切です。

古賀茂明さん。

小川あきら です。

今日は、群馬弁護士会の主催による憲法市民集会に参加しました。

日頃なかなか弁護士会の会務にも携わることができないので、

受付のお手伝いをしながらの参加です。

関弁護士からの原発事故損害賠償弁護団の報告の後、

元経済産業省の古賀茂明さんの講演が行われました。

テレビなどでもおなじみの古賀さん。

官僚の批判をする官僚というのは本当に少ないのではないでしょうか‥。

原発問題はやはり市民の関心が高いのか、

会場は200人以上の参加者で満席となりました。

印象に残ったのは、原発の問題はコストや安全性の問題ではなく、

「哲学」の問題であるということ。

今も、自分の故郷に戻ることができず避難生活をしている人がたくさんいる。

多くの人が苦しみ、海洋の放射能汚染を考えれば、

国内だけではなく海外にも迷惑をかける。

そんな原発を今後も続けていくことは正義といえるのだろうか。

私たちがどういう生き方をして、どういう社会をつくりたいのか、

まさに哲学の問題です。

長い間政権を担い、国策として原発を推進してきた自民党。

そして、原発事故の対応が十分にできていない現政権。

些細な政争ではなく、被災地に笑顔が溢れることを考えて

原発事故の収束と復興支援にあたっていただきたい。

日本は再生できるのか。

それは、私たち一人一人の生き方にかかっています。