3月11日。

小川あきら です。

昨日、司法修習生の時のクラスアルバムを見ていたら、 

自己紹介欄に「ミスチルをこよなく愛する23歳」とありました。

若かったんだなぁ‥(笑)と、自分でもこっぱずかしく思います。

そんなミスチルの曲の中でも、

最近特に繰り返して聞いているのが、「HERO」と「タガタメ」。

この曲の歌詞を聴きながら、震災のことや生きることについて考えてしまいます。

さて、東日本大震災から、1年が経ちました。

一年間、長かった人もいるかもしれません。

また、あっという間だったという方もいるかもしれません。

人それぞれ、感じ方が違うんだな、ということを学んだ一年でした。

原発の問題やがれきの受け入れについて、

賛成という人も、反対という人もいる。

 大切なことは、人それぞれ感じ方が違うということを受け入れることと、

語り合うことだと思います。

そして、さらに大事なことは、忘れないという事。

やはり人間は忘れていく生き物なんだと思います。

戦争の記憶は忘れ去られていないだろうか‥。

この震災の記憶は忘れてはいけないと思います。

忘れないように、風化させないように、語り継いでいく。

社会の中で生きていくうえで大切なことは

一人一人が深い歴史感や哲学を持つことかもしれません。

復興に向けて、この一年よりも、さらに長い時間がかかります。