小川あきら です。
今日は、前橋青年会議所主催の
池田弘さんの講演会「新たなまちづくりの発想」に参加してきました。
新潟の古社の神職から、当時新潟に一つもなかった語学学校の経営へ、
そして苦境まっただなか、サッカーのサの字も知られていない土地での
サーカーチーム経営へ‥
その背景にあったのは、
新潟県の活性化⇒若者を新潟に残す
という明確なビジョンでした。
池田さんは、“Stop the東京”となずけた活動で、
若者が東京に出ていかないように、魅力のある郷土作りをめざし、
その一環として”ワールドカップを新潟で”、サッカーチームの立上げを行ったそうです。
新しいこと、誰もやっていないことに進んで挑戦してきた池田さんの経験談は、
大いに参考になるお話でした。
今では、スポーツ大国というほど、スポーツが地域に密着し、
アルビレックスは国内トップの観客動員数を記録し、
国内2位のサポーター数を誇るチームになっています。
しかしながら、池田さんは、講演の最後に、
「これだけやっても、やはり若者は東京に出ていく。」
「魅力のある仕事、新潟から世界に発信できるような仕事がまだまだ足りない」と語りました。
明るく豊かな社会の創造。
働くことの意味や豊かさとは何か、幸せとは何か。
地域に住む一人一人がしっかり考えて、動き出そう!
と問いかけられているようでした。