小川あきら です。
本日は、前橋市とNPO法人Cosmos共催のNPO法人創立記念基調講演会に行ってきました。
先日、偶然チラシを見かけてからずっと気になっていた講演会です。
講師は、前橋国際大学地域共生研究センターの前田由美子さんと、
(有)ペイ・フォワードの川田英利さん。
家庭の問題から経済のお話まで、充実した内容で、すごく良い講演会でした。
このNPO法人Cosmosさんは、女性が社会にのなかで、楽しく生き生きと活躍する場をつくり出し、
健やかで明るい地域社会を目指して設立されたNPO法人だそうです。
理事長も素敵な女性の方で、社会で頑張る女性を支援していきたいとのことでした。
また、Cosmosさんは、まえばしシティFMから制作委託を受け、
番組制作もしているそうですが、そのFM番組のコーナーを担当している
佐藤さんのご挨拶が(この方は男性ですが)、また素敵なご挨拶でした。
全部のメモは取れなかったので、要旨をご紹介。
「男女共同参画は、今、バックラッシュの嵐の中にいる。
時計を逆回ししたがっている人たちがいる。
平塚らいてうが『元始、女性は太陽であった』と書いて、
『青鞜』を創刊したのが1911年、ちょうど100年前だった。
らいてうが主張したのは、女性の自立と家制度の否定、
そして、男女の対等で自由な恋愛だった。
こういうらいてうを『素敵』という人もたくさんいるが、
『女のくせに。可愛くない』という人もたくさんいる。
100年たって、この前橋のまちでNPO法人Cosmosが誕生した。
らいてうの時代からはずいぶん時代は変わったが、
新しい時代を拓くために、できることを、少しでもやって行こう。
女性が、自分らしく生きることが、
このまちを良くすることにきっと役立つとCosmosは考えています。」