海外視察について

小川あきら です。

9月議会が終わった後、何人かの方から「県会で海外視察また行くんだって??」

「もう場所は決まったのか??」と聞かれました。

新聞報道で誤解を与えるような記載になっていたせいだと思いますが、

海外視察の復活は、現段階では全く決まっておりません。

むしろ、自民党以外の会派が反対・慎重という態度を示しているので、

個人的には、復活はあり得ないと思っています。

確かに、海外の情勢を把握することは非常に大切な事だと思いますし、

群馬県の企業で海外進出している企業の動向を調査することも

経済対策につながる事だと思います。

しかしながら、県内の経済情勢などに鑑みると、

さらに税金を使って海外視察を行うというのは、

県民の皆さんの理解を得られることでなないと思います。

そこに費やす予算があるなら、被災地の支援に少しでも役立ててもらいたい。 

  

 

海外視察に行きたいのであれば、

政務調査費や自己資金を利用すればいいだけのことではないでしょうか。

 

環境カウンセラー・片亀光さん

小川あきら です。

今日は、リベラル群馬の会派勉強会に、

環境カウンセラーの片亀光さんをお招きし、講義を頂きました。

『環境立県群馬への提言』と題して、汚水処理問題・ゴミ問題、

エネルギーや食料の問題といった身近な環境問題について、

片亀家での実践を踏まえながらのお話は、とても勉強になりました。

ここで、講演の中で出てきた群馬県の順位をご紹介。

・水源県なのに汚水処理人口普及率が全国34位

・生活系ゴミの排出量全国ワースト1

・平地林面積関東最下位

マイカー保有率全国3位

など。

この結果を見ただけでも、あんまり環境が良い県とは言えないですね‥。

・雨水やお風呂の残り湯を有効利用する。

・ゴミを減らし、ゴミ収集車や清掃工場でのCO2削減。

・平地林・緑地の拡充によるヒートアイランド現象の緩和。バイオマスの活用。

・自転車利用の促進。コンパクトシティーの促進(自動車に頼らない街づくり)

・エネルギーと食料の時給自足

取り組むべき課題はたくさんあります。

人と地球に優しい、そんな群馬県を目指していきます!

女性だけのミニ集会‥

小川あきら です。

ちょっと前のことですが、北軽井沢の小鳥の森レストランで、

女性だけのミニ集会に参加させていただきました。

(正確には、女性ばかり次から次に集まってしまって、

集会のようになってしまったのですが‥。)

議論になったのは、TPPの問題と里親について。

TPPについては、今いろいろなところで議論されているので、

ここでは里親制度について少しだけご紹介。

 「里親」とは、児童福祉法上の制度で、

「要保護児童を養育することを希望するものであって、

都道府県知事が適当と定める者」をいい、

ある程度の期間を養育する養育里親や、短期間の短期里親などがあります。

今の群馬県の里親制度では、子どもが2、3歳になるまでの間は、乳児院で養育し、

ある程度大きくなってから里親に出すという方法をとっています。

しかし、そこで問題になるのが、愛着障害です。

【愛着障害】乳幼児期に長期にわたって虐待やネグレクト(放置)を受けたことにより、保護者との安定した愛着(愛着を深める行動)が絶たれたことで引き起こされる障害の総称。愛着障害を示す子供には衝動的・過敏行動的・反抗的・破壊的な行動がみられ、情愛・表現能力・自尊心・相手に対する尊敬心・責任感などが欠如している場合が多い。他人とうまく関わることができず、特定の人との親密な人間関係が結べない、見知らぬ人にもべたべたするといった傾向もみられる。- Yahoo!辞書

愛着障害にならないようにするためには、

なるべく早い時期から里親家庭で育てる必要があります。

しかし、現状では、2、3歳まで子どもを乳児院に措置し続けているため、

乳児院などの施設で子どもが愛着障害になってしまい、

委託された養育里親が苦労しているという例もあります。

里親制度については、私自身事情を把握していなかった部分もありますので、

今後、しっかり勉強していきたいと思います。

JA前橋 農業まつり

小川あきら です。

今日は、良いお天気になりました★

JA前橋の農業まつりにお邪魔してきました。

TPP交渉参加に向けた事前協議への参加表明を受けて

農家の皆さんの不安も大きくなっていると思います。

世界人口70億人を超えて、世界的にみると食糧危機という現状の中、

日本においても、今後は食料自給率を高めていくことが必要だと思います。

私の実家も農家ですが、農業に携わっている人だけの問題ではなくて、

消費者を含めた国民全体の問題として、今後の農業のあり方を考えるときです。

たくさんの人で賑わっていた農業まつり。

食の安全が叫ばれていますが、

安全でおいしい食物を生産する喜び、それを食べる喜び、

食を通じてみんなが笑顔になれるといいですね★

  

  

農業まつりの後は、ぐんま学園の文化祭と写遊アカギ写真展に寄らせていただきました。

写真展では、コスモスの写真がとても素敵でした★

意見交換会

小川あきら です。

本日は、女性相談センターの移転・新築に関する群馬弁護士会との

意見交換会に参加しました。

県議は、リベラル群馬、新星会、爽風、共産党から8人が参加。

たくさんの意見が出されましたが、その中でも、

「女性会館から現在の男女共同参画センターの中に移転する際にも、

様々な意見が出されたが、その時は、参画センターの中に設置するのが

最善だというのが県の判断だった。

それにもかかわらず、わずか3年足らずで、やっぱり今の場所では不都合だというのは、

あまりにもいい加減はやり方。この3年間はなんだったのか。」

「前回の移転の時にも、関係団体に何の説明もなく、もめた経緯があった。

説明不足については、当時の本会議でも担当部長が謝罪をしたにもかかわらず、

今回また説明も協議もないというのは、またか、という感じだ。」

という意見がとても印象的でした。

私は、女性相談センターが女性会館から男女共同参画センターの中に移転した時の

議会の中のやりとりについては関与していませんでしたが、

やはり、たくさんの団体の支援があるからこそ充実したDV支援ができるのであって、

よりよい支援の体制を整えるには、関係団体との協議は不可欠だと思います。

移転新築工事は進んでいますが、移転したのちにどのような支援体制を想定しているのか、

県議会に対しても、関係団体に対しても十分な説明がなされていません。

移転により予算の削減・職員の削減がなされると、

結果的にDV支援の脆弱化につながってしまうのではないかという心配があります。

完成予定の来年4月までの間に、しっかりと議論を重ねていく必要があります。