小川あきら です。
今日は、リベラル群馬の会派勉強会に、
環境カウンセラーの片亀光さんをお招きし、講義を頂きました。
『環境立県群馬への提言』と題して、汚水処理問題・ゴミ問題、
エネルギーや食料の問題といった身近な環境問題について、
片亀家での実践を踏まえながらのお話は、とても勉強になりました。
ここで、講演の中で出てきた群馬県の順位をご紹介。
・水源県なのに汚水処理人口普及率が全国34位
・生活系ゴミの排出量全国ワースト1
・平地林面積関東最下位
・マイカー保有率全国3位
など。
この結果を見ただけでも、あんまり環境が良い県とは言えないですね‥。
・雨水やお風呂の残り湯を有効利用する。
・ゴミを減らし、ゴミ収集車や清掃工場でのCO2削減。
・平地林・緑地の拡充によるヒートアイランド現象の緩和。バイオマスの活用。
・自転車利用の促進。コンパクトシティーの促進(自動車に頼らない街づくり)
・エネルギーと食料の時給自足
取り組むべき課題はたくさんあります。
人と地球に優しい、そんな群馬県を目指していきます!
環境問題の最たるものは、放射能の除染問題でしょう。今日(11/27)午前中のテレビ番組で、福島県浪江町の49才の酪農家の方が、通常値の180倍を超えるシーベルト値を持つ浪江町の水源や山林を除染することは、不可能との見解を持つ比較的若い人達に推されて町長選挙に出馬予定でしたけれども – (チェルノブイリのときロシアでは近くに新しい町を作った) – 、その方の母親が、夫の位牌がある浪江町を離れたくないと言っているで、母親と喧嘩したくないという理由で出馬ととりやめた、というのを放送していました。
福島県といえば、白虎隊を思い出しますが、youtubeで見ると、ドラマの歌の中で、「かたくなまでのひとすじの道 愚か者だと笑えますか」という一節がありました。群馬県人の進取の気性と対照的で、環境問題も理屈では割り切れないとも感じました。
(誤)出馬と
(正)出馬を