黄色い必勝だるま

事務所に戻ったら、私のイメージカラーの黄色い必勝だるまが届いてましたー♪

川島さん、ありがとうございます^ ^

眉毛が「鶴」で髭が「亀」を表している高崎のだるまは「縁起だるま」と呼ばれています。
日本のだるま生産量の80%を占めている【だるま王国】群馬・高崎。

おそらく4月に向けて全国に必勝だるまが飛び立つんだろうな〜^ ^

▼群馬県達磨製造協同組合サイト
https://takasakidaruma.net

フル回転な1日!

2023.02.08 フル回転な1日!

9時 障害者子育て特別委員会
11時 議会運営委員会
11時20分 政務代表者会議
11時40分 議案調査
13時 選挙区等検討委員会
13時20 議案調査
14時 県教組との意見交換会
14時30分 文化振興課との打合せ
15時 県職労との意見交換会
15時45分 リベラル群馬議員団会議
16時30分 地元まわり

来週15日からは令和5年第1回定例会が始まります。
(3期目の任期中、最後の議会です。)
来年度予算案などしっかりチェックしていきます!
▼令和5年度当初予算案
https://www.pref.gunma.jp/site/gunmazaisei/183765.html

開会日はは10時30分から、毎年恒例の群馬交響楽団の議場コンサートも開催されます。
是非、素敵な春の調べを聴きにしてくださいね^ ^

【群馬県環境アドバイザー】の皆さんと意見交換。

2023.02.07お昼は【群馬県環境アドバイザー】の皆さんと意見交換。

群馬県では「ぐんま5つのゼロ宣言」に基づき、
①自然災害による死者ゼロ
②温室効果ガス排出量ゼロ
③災害時の停電ゼロ
④プラスチックごみゼロ
⑤食品ロスゼロ
の実現を目指して「ぐんま再生可能エネルギープロジェクト」の推進、省エネ・節電対策の推進、エネルギーの自立・分散化(地産地消)など様々な取り組みを実施しています。

今日は日頃から環境活動を実践していただいている環境アドバイザーの皆さんから、熱利用の推進(太陽熱温水器、地熱利用)、全国のメガソーラー規制条例の現状、マイボトルの推進と給水スポットの増設について(Refill Japanの活動)など、県が実施しているもの以外の色々な活動実績やアイデアについてお話を聞かせていただきました。

※群馬県環境アドバイザーは、地域における環境保全活動や環境学習などを率先して行っていただいているボランティアの皆さんです。(ボランティア登録制度)

特に、群馬でもぜひ取り入れて欲しいとご紹介いただいた鳥取県の「とっとり健康省エネ住宅」の取組みは、県が独自に国の基準を上回る基準を定めて断熱性能と機密性能に優れた住宅を認定し、助成するというもの。高断熱・高気密な家は、快適に暮らせるだけでなく、光熱費やCO2を抑えることができるのでまさに一石二鳥。新築だけでなく改修にも助成金がでるそうです。
太陽光発電の設置以外の施策についても、取り入れられるものはどんどん取り入れていきたいですね。

ちなみに、プラスチックごみゼロを目指しているといいながら、県議会では本会議や委員会でペットボトルのお水が配布されています。(マイボトルの持ち込みも可ですが…)
まずは足元から、できることから、議会でもマイボトルの推進を進めていかないと💦

群馬県の環境施策はECOぐんまのサイトからご覧いただけます▼
https://www.ecogunma.jp/

Refillぐんま(県内の給水スポット)▼
https://www.refill-japan.org/team/refill-gunma/

【黄色でツナガルプロジェクト】

2023.02.07午前中は【黄色でツナガルプロジェクト】の森下さんと打合せ。

最近前橋市内で黄色いベンチをよく見かけるようになりましたよね!
これは「幸せのベンチ」といって、コロナ禍の外出機会の減少による健康への影響を改善するために、高齢者の移動支援や憩いの場を提供しようと2021年にスタートしたプロジェクトで、現在では、企業や学校・学生のみなさん、NPO法人など、多くの人たちをつなぐ地域づくりのツールとなっているそうです。
外に出かけて、ベンチに腰掛けて、ちょっとしたコミュニケーションや人と人とのつながりが生まれる幸せのシンボル。このベンチから、誰もが自分らしく過ごせる「ごちゃまぜ」な地域社会が生まれるといいですね♪

「幸せのベンチ」の発表会が3/5(日)10時からzoomで開催されます。
幸せのベンチでつながった地域の事例や今後の展開について、興味のある方はお気軽にご参加ください。

お申し込みはこちらから▼
https://docs.google.com/forms/d/1svS9YttGppIhNDmHnTRMeVdfX6n9ufKKXMdDmNPBE1Q/edit

幸せのベンチ▼
https://www.hoxon.net/test2/

私は別件で、多様なアートが発表・体験できるイベントについて森下さんにご相談。
障害者アートや高齢者アートなどみんなを巻き込んでアートフェスが開催できたらな、と考えています。
夏に向けて、どんな形をつくっていけるか。ワクワクしますね^ ^

【障害者権利条約の審査・総括所見を活用した国内法制度整備事業タウンミーティングinぐんま】

【障害者権利条約の審査・総括所見を活用した国内法制度整備事業 タウンミーティングinぐんま】を開催しました!(2023.02.05)

 難しい名前のタウンミーティングですが、地域移行とインクルーシブ教育について、多くの皆さんと考える良い機会になりました。第1部の参議院議員の船後泰彦さんの基調報告では、昨年スイスのジュネーブで開催された国連障害者権利委員会の対日審査について、ジュネーブまでの移動の様子やケア体制、現地での活動状況、今後の方向性(勧告を制度転換にどう活かすか)などを伺いました。

今回の対日審査の総括初見では、日本政府に対して65項目の懸念と勧告が出されており、特に緊急措置を要するとされたものが19条の「自立生活と地域社会へのインクルージョン」(地域移行)と24条の「教育」(インクルーシブ教育)です。

19条については、日本では身体障害者7.3万人、知的障害者13.2万人が入所施設で生活しており、さらに入所待機者が全国で2万人以上いると言われていますが、入所施設・精神病院に頼らなくてもいい地域社会に向けて、障害児者の施設収容を廃止し地域生活支援にシフトすることが求められています。(これは第2部のシンポジウムでも議論になりましたが、そうはいっても、重度訪問介護サービスや緊急短期入所、自立生活センター(CIL)など地域資源が圧倒的に足りない現状をなんと関する必要があります。)

24条の関係では、日本では障害の有無で分離した特別支援教育が実施されていますが、分離特別教育の廃止と全ての障害児の普通学校への通学の保障、学校における就学拒否の禁止が求められています。
近年子ども全体の数が減少する中、特別支援学校・学級に在籍する児童生徒数は激増していて、群馬県でも未設置地域への特別支援学校の設置や特別支援学級の増設を図ってきた経緯がありますが、この特別支援教育制度自体が24条と相いれないと指摘されています。

他にも、
○「医学モデル」から「社会モデル」への転換
○政策決定過程における多様な障害者との協議の確保
○性別、年齢、民族、宗教、性自認との複合差別・交差差別の禁止
○すべての障害者に合理的配慮が提供されることの確保
○旧優生保護法における優生手術の被害者救済
など様々な内容が勧告されており、今回浮き彫りになった人権問題について、今後、政府や地方自治体、地域社会がそれぞれできることを実施していく必要があります。
 
第2部では、総括初見を受けて地域で何かできるのか。「総括所見を群馬で生かすためにー地域移行とインクルーシブ教育を考える」をテーマにシンポジウムを開催。

全国手をつなぐ育成会の田中正博さんからは、地域移行に必要な「地域生活支援拠点事業」の推進、レスパイトサービスの課題など、当事者やご家族の立場から必要な支援についてお話いただきました。「親なき後という言葉を親の立場から考えるだけでなく、障害当事者の立場からも考える必要がある」という言葉が印象的。

東京大学教授の小国喜弘さんからは、登校拒否・不登校児童生徒の推移や特別支援学級の現状、インクルーシブ教育の特徴などについてお話しいただきました。
説明の中で出てきた動画がわかりやすいです▼
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/32750?display=1
インクルーシブ教育は教育効果ではなくて、社会正義の問題。多様な差異の包摂は社会正義であって、「インクルーシブ教育で学力が下がらないか」といった議論は社会正義に反するんだ、という力強い意見はまさにその通りだな、と。

私もパネリストとして登壇させていただき、障害当事者やそのご家族からいただいている相談の内容や、県内に受け入れてくれる施設やサービスがないので県外に出ていかざるを得ないという事例(重度障害や行動障害のある方は断られてしまうケースがあります)などを紹介させていただきました。
地域移行といっても、そもそも地域資源が少ない中で施設や適切なサービスに繋がれない障害者がいるという現状からスタートする必要があります。
(そういった当事者やご家族の負担は本当に大変なものになっています。)

そのうえで、
○群馬県で重度訪問介護や自立生活センターが少ないのはどうしてなのか。(増やすにはどうしたらいいのか。)
○国立のぞみの園ともっと連携を図ることはできないのか。
○緊急短期入所受入を実施している事業者からは、常時定員に達していることが多く緊急時には定員を超えて受け入れなければならないケースもあるという現状を伺っているので、緊急受入やグループホームの体験利用などを進めるために他の自治体で実施している空床保障を群馬県内でも制度化するべきではないか。
といった問題提起や提言をさせていただきました。

同じくパネリストの高橋宣隆伊勢崎市議からは、インクルーシブという言葉が人によって解釈がバラバラなので、概念を共有したいという意見も。
インクルージョンはエクスクルージョン(排除)の反対語。誰も排除しない、排除されない社会を目指していきたいですね。

予定時間がオーバーするほど中身の濃いタウンミーティングでしたが、150人を超える満員で、多くの方々と課題や想いを共有することができました。
閉会後も自立生活センターや重度訪問介護を実施している事業所の皆さん、障害当事者やそのご家族の皆さんと色々と意見交換できて、学びと出会いが多い1日に。
このつながりは群馬の障害者政策を前に進める力になると信じています。


DPI日本会議、崔さんの報告より(インクルージョンのイメージ)