【令和4年第2回定例会】閉会

群馬県議会【令和4年第2回定例会】が本日閉会となりました。

今議会では、コロナ対策やウクライナ避難民支援に係る費用のほか、小麦の生産性向上や配合飼料の価格高騰対策、原油や物価高騰の影響を受ける中小事業者向けの支援金などを可決しました。

https://www.pref.gunma.jp/cate_list/ct00003035.html

※新ぐんまチャレンジ支援金は7月下旬頃に申請が始まる予定です。詳細が決定次第お知らせします。

さて、赤城のレンゲツツジが満開を迎え、荻窪公園の紫陽花も咲き始めました。

四季折々の群馬の魅力が楽しめますね♪

前橋市では【赤城の恵トマトフェア】を6/26まで開催しています。

市内飲食店など7店舗で赤城の恵ブランドの「あまえんぼ~・きかんぼ~」を使用したオリジナルメニューを提供しています。前橋の美味しい魅力も是非ご堪能ください♪

▼店舗一覧▼

https://www.city.maebashi.gunma.jp/…/gyomu/5/33040.html

参院選に向けた連合群馬の総決起集会。

昨日は参院選に向けた連合群馬の総決起集会。

会場内はすごい盛り上がり!!やっぱりリアルに集まって、熱が伝わるって大事ですね^ ^

「すべての働く人たちが、笑顔でいられる社会を作りたい!」
小さな体に秘めた白井けいこさんの熱い想いが、ここから群馬県中に広がりますように!!

★白井さんの後援会事務所が前橋市日吉町2-32-18(前橋市総合福祉会館近くのセブンイレブン跡地)にオープンしました!
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

【子育て・障害者支援に関する特別委員会】

今年度は、子育て及び障害者支援について一体的、横断的、集中的に審査を行う【子育て・障害者支援に関する特別委員会】に所属しています。

一般質問でも障害者福祉の課題について取り上げさせていただきましたが、本日の委員会ではさらに
●障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法について
●スクールソーシャルワーカーの配置状況と活動状況について
●結婚・子育てパスポート事業について(ぐーちょきパスポートのデジタル化や結婚応援パスポートの利用状況)
●子どもの居場所づくり応援事業補助金について
などの質問をさせていただきました。スクールソーシャルワーカーは、現在派遣型5名、巡回型18名を配置し、ケース会議100件、つなぎ支援450件の対応をしているとのこと。
年々配置人数を拡充していただいているものの、2週間に1回程度中学校区を巡回するという頻度では多様化する困難事例に十分に対応するのが難しいので、さらなる配置を要望しました。
(特に小学校のニーズが高まっており巡回数を増やしてもらいたいという声が多いです。)

また、独自に配置している自治体の活動状況(令和2年度)をみると、前橋市では1名のSSWを配置し78件の困難事例に対応、高崎市は6名のSSWを配置し、ケース会議や学校訪問、家庭訪問など延べ1127回も対応しています。
教員とSSWの役割分担や支援方針など学校と連携した対応が求められるため、県独自の派遣・巡回型よりも、各市町村教育委員会にSSWを配置し、それぞれの自治体にあった活用を進めてもらった方が、効果的に対応できるのではないかという提案もさせていただきました。

【ぐんま結婚応援パスポート】は、認知度の低さが課題となっています。
婚姻届を提出したカップルだけでなく、結婚予定の方、事実婚や同性カップルの方も利用できるので、対象になる方は是非ご利用ください。
飲食店や宿泊、レジャーの割引・サービスだけでなく、同居生活に必要な家具や家電の割引、不動産契約際の仲介料の割引や商品券のプレゼントなど、結婚前から利用できるサービスもたくさんあります♪

まだまだ知られていないので、学生や会社の新入社員など身の回りの若い世代の皆さんにお知らせくださいね^ ^

▼ぐんま結婚応援パスポート
https://smilelife.pref.gunma.jp/konpass/

【流産や死産を経験した女性のグリーフケア】

一般質問のテーマから【流産や死産を経験した女性のグリーフケア】について

グリーフ(grief)とは「深い悲しみ」という意味の言葉です。「グリーフケア」とは、身近な人を亡くしたときの深い悲しみや喪失感を周囲が支えることを意味します。

厚生労働省は昨年5月に、晩婚・晩産化の進展で不妊治療を受ける人が増える一方、流産や死産を経験した女性が適切なケアを受けられずにいる現状を受け、流産や死産を経験した女性の心理社会的支援等について、きめ細やかな支援を行うための体制整備を求めることを各自治体に通知しました。

流産・死産等で赤ちゃんを失った母親の悲しみは他の家族よりも長く続く傾向にあるにもかかわらず、医療機関の支援から離れて孤立してしまったり、喪失感やつらい気持ちを語る場所がないどころか、早く忘れるように強いられたり、赤ちゃんの存在を無視する言葉を投げかけられて傷ついてしまうなど、これまで十分な支援が行われてきませんでした。

流産・死産を経験した女性の相談ニーズ調査(厚労省)では、専門的な相談をしたいと答えている人が35%いるにもかかわらず、地域の相談窓口や保健センターに相談した人はわずか5.2%しかいないことや、支援を必要と感じた女性の多くがうつや不安障害が疑われる状況にあったことがわかります。

一般質問では、流産や死産を経験した女性の悲しみや喪失感を支えるグリーフケアについて、群馬県ではどのような取り組みを行っているのか伺いました。

生活こども部長の答弁では、流産や死産を経験した女性やその家族は子どもの命が失われたことを知る人が少ないため孤立しがちであり、喪失感や悲しみに対する適切なケアが必要であり、流産等を経験した方についても各市町村の子育て世代包括支援センターで訪問や個別相談に応じるなどきめ細やかに支援しているほか、群馬県不妊・不育専門相談支援センター、ぐんま妊娠SOSでもグリーフケアが必要な方の相談に対応しているとのこと。

相談に対応できる場所はあってもそれを知らなかったり、不妊不育や妊娠という言葉の印象から既存の相談窓口に相談しずらいケースもあるので、HPやリーフレットにもグリーフケアに対応できる旨をわかりやすく記載していただき、流産や死産を経験した女性が相談しやすい体制整備をお願いしました。
(例えば妊娠SOSのメールフォームは出産予定日を記入する項目などがあって、心理的なハードルが高いので、グリーフケアが必要な方のメールフォームは別に設けるなど相談しやすい工夫が必要です。)

大阪府や静岡県のHPでは、流産や死産を経験された方向けのページを設けていて、県の相談窓口や民間の当事者団体、支援団体の一覧をまとめているので、是非参考にしたいところ。

▼群馬県議会インターネット中継(録画)
流産や死産を経験した方のグリーフケアについて
http://www.gunma-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=6619