あの日から…

小川あきら です。

今日は、前橋青年会議所主催の防災・減災例会に参加しました。

東海大学・地震余地研究センターの長尾教授の講演に続いて、

前橋市長、群馬県警察、前橋市消防、コミュニティFMの皆様のパネルディスカッション。

100名を超す自治会長の皆様にもご参加いただき、

災害が起きた時にどうすべきか、何ができるかを、改めて考える良い機会となりました。

奇しくも本日は、あの大震災からちょうど2年。

県議会でも黙祷を捧げさせていただきました。

色々考えた2年間。

自然の猛威のまえで、いかに人間が無力であるか。

大切な人を失う悲しみ、自分の住まいやふるさとを奪われる悲しみがどれほどのものか。

生とは何か、死とはなにか。

絶望とは何か、希望とは何か。

被災地と呼ばれる地域にも、何度も足を運びました。

何もない、人のいない瓦礫の中で旗がなびく光景。

大きな船や車が、ゴロゴロと転がっている光景。

さびた鉄の匂い。

避難所で入れていただいたコーヒーの味。

思い出すたびに、まだまだ涙が出そうになります。

あの日のことを忘れたい人という人もたくさんいると思います。

でも、私は、忘れたくないと思います。

今度大震災が起きた時、私たちに何ができるだろうか。

答えは見つからないかもしれないけれど、

家族や、身近な人や、仲間と、考え続けたいと思います。