クライマーズ・ハイ

小川あきら です。

BSでクライマーズ・ハイの放送をしていたので、思わず見てしまいました。

群馬県民にはとても馴染深い映画。

1985年の御巣鷹山の日航機事故を題材とした物語で、

映画の中には、前橋市内の情景や県内のいろんな場所が登場します。

私は事故の当時、2歳位だったので、全く記憶にありませんが、

以前40代の方とこの映画の話になったときに、

「群馬に住んでいる人で、あの事故を忘れる人はいなんじゃないか。

今でも鮮明に覚えている。」と言っていたのを、映画を見ながら思い出しました。

自分の身近で衝撃的なことが起こる、というのは、実はに少ないのだと思います。

私が物心ついてからの重大事件・事故といえば、

阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、神戸の榊原事件、新潟中越沖地震、

2001.9.11アメリカ同時多発テロ、そして2011.3.11東日本大震災…。

どれも衝撃的な、大変な出来事ですが、

被害者として、遺族として、関係者として、地域住民として関わった方々にとっては、

本当に一生忘れることのできない出来事なんだと思います。

東日本大震災から、明日で2年を迎えます。

もう2年。

まだ2年。

彼の地に想いを寄せて。

 

 

 

秘密保全法

小川あきら です。

今日は久しぶりに、弁護士会主催のシンポジウムに参加。

国民の「知る権利」を侵すと強い批判がある「秘密保全法」に関する集会です。

沖縄密約事件の元毎日新聞記者・西山太吉さんの講演の後、

現役記者さんなどを交えてのパネルディスカッションが行われました。

秘密保全法は、国が「特別秘密」に指定した情報を漏らした公務員や

情報を得ようとした外部の人を厳罰にするという法律。

まもなく法案提出の可能性が高まっているそうです。

このきっかけになったのは、尖閣沖漁船衝突事件の映像流出事件で、

「いまの法律では、 国の安全にかかわる秘密の漏えいを防ぐ管理体制が不十分なので

秘密保全法制を作りたい」ということらしいのですが、

日弁連の秘密保全法制対策本部事務局長の清水勉弁護士は

以下の3点を指摘していました。

①「特別秘密」の範囲が不明確。

尖閣の問題でいえば、米国や中国も衝突の映像をとっていたのであるから、

流出した映像が国家の「特別秘密」になりえない。

②そうすると、何が特別秘密なのかという部分に関し、恣意的な運用が懸念され、

報道関係者の正当な取材活動でさえ制限される、

国民の知る権利も不当に制限される恐れがある。

③そもそも法律は、国民の権利を制限するものであるから、

秘密情報を管理する公務員を規制するのであれば、内規で対応すれば足りる。

よって、法律を制定する必要がない。

というもの。

沖縄の密約問題や、原発事故に関する政府の情報の出し方、近いところでは、

TPPに関連し、後発国へ不利益条件を求められていることについて、

政府から説明がないことなど、

国による情報の隠蔽・操作が行われているのではないか、と感じることが多くなっています。

そのような中で、市民は国に対し、どう立ち向かっていけば良いか、

という会場からの質問に対し、元毎日新聞記者・西山太吉さんは、

「政治への無関心が権力の情報操作を進めることになる。

政治や外交は生活と直結しているのでもっと政治に関心を持ってほしい」と仰っていました。

 

食で群馬を元気にするツアー

小川あきら です。

今日は、食で群馬を元気にする素敵なツアーにご一緒させていただきました。

もともと食べることが好きな性分ですが、

最近、医療先進県ぐんまという言葉の意味を考えるときに、

健康づくり(生涯スポーツの振興)や、食べることとミックスして

取り組む必要があるな、と強く感じています。

食べることは、生きること。

気の置けない友だちと一緒に、美味しいものを食べる。

健康でいられて、人とのつながりがある。

幸せというのは、そういう事なんだと思います。

ということで、

前橋の『とんとん広場』さんでウインナー作り体験

全国一のお豆腐やさん『相模屋』さんを訪問してきました。

『とんとん広場』さんは、赤城山の麓にあるレストラン。

林牧場の美味しい『福豚』が食べられます。

単に美味しいものを提供するだけではなく、

食物のありがたさを学習する食育体験や収穫体験、

命を頂くことのありがたさを感じるミニ豚広場、

食べることの楽しさを体験するウインナー体験教室など、

『手づくりのやさしさ』と『食べる楽しさ』を知ってもらい、

私たちの食文化を高める取り組みをしています。

それでは、ウインナー作り、スタートです★

①手順の説明を受けた後、

②まずは、とにかくこねる!

③注射器のような機械で、腸の中に詰めていきます。

結構難しい…!

④適当な大きさにねじって完成!

詰めすぎると、この作業のとき腸が破れるので、詰めすぎ注意です。

お昼は手作りウインナーとトンカツです。

売店も併設されています。

とんとん広場でお腹いっぱいになった後は、相模屋食料さんへ。

気がつけば口にしているお豆腐は、美味しくて、栄養価が高いだけでなく、

日本人の食生活において、欠かせない『食卓の名わき役』

相模屋さんは、お豆腐マーケットの中で、2008年度から全国一の企業となり、

唯一売上高100億円を超えている企業です。

CMやザク豆腐などでも有名ですが、

私はおすすめは、『絹厚揚げ』

なんとも言えない食感が大好きです★

群馬県に全国一の企業があるというのは、本当に誇らしいこと。

今日は、会長さんもお見えになっていたので、

全国一になる上で、群馬の優位性はありましたか??と質問させていただきました。

会長の回答は、地の利と水。

県でも、高速道路交通網の充実と自然災害の少ない立地環境を売りに、

企業誘致を図っているところですが、

実際に成功している企業さんからそのようなお話が聞けると、自信につながりますね!

また、ザク豆腐をはじめ伝統のお豆腐に新しい一面を次々生み出している社長さんの

「伝統は革新の連続である」というメッセージにも大変感激しました。

時代はどんどん変化している。変わらないためには変わらなければならない。

どんな業界でも、様々な可能性にチャレンジし続けることが大切ですね★

最後に立ち寄ったのは、やはり県庁&県議会です。

 

金井東裏遺跡『甲を着た古墳人』

小川あきら です。

今日は、会派の皆さんで、渋川の埋蔵文化財調査事業団を訪問。

先日発見された金井東裏遺跡の『甲を着た古墳人』の調査です。

甲を着た人骨が発見されるのは全国で初めてということで、

3月3日からの一般公開では、毎日1000人を超える人が見学に訪れており、

その関心の高さが伺えます。

この古墳人は、6世紀初頭の榛名山の噴火の際に、火山灰に埋もれた人骨とみられ、

火山灰にパックされていたために、甲や人骨が良い状態で保存されていて、

全国的にも貴重な発見となったとのこと。

四つん這いのような状態でうつ伏せになった形まではっきりとわかります。

今後の研究に期待が高まります!

平日なのに、すごい行列。

指の形まで見て取れます。

大腿骨の形などはっきりとわかります。

さて、この埋蔵文化財調査事業団の事務所には、

発掘情報館という施設も併設されていて、貴重な文化財がたくさん展示されています。

この展示数も、全国トップクラスとのこと。

じっくり見るには何日もかかりそうです…。

資料展示室には、調査事業ごと(関越、北関東、やんばなど)に、

文化財がわかりやすく展示されています。

その中でも私のオススメは、なんといってもハート型土偶。

ハートの形の女性像。縄文時代から受け継がれる感覚に、人類の神秘を感じます。

国の重要文化財です。

北関東自動車道関係の発掘調査。

やんばダム関係の発掘調査。

吉井町・神保古墳群

縄文土器。重要文化財です。

収蔵展示室には、時代ごとに土器が展示されています。

時代ごとの変化が一目瞭然。

縄文土器

縄文土器の文様には「土器の中の食べ物がいつまでもなくならないでいてほしい」

という人々の祈りが込められているそうです。

弥生土器

弥生時代になると、農業が始まり縄文に比べると安定した食料が手に入ったためか、

土器の表面から人々の祈りを意味する文様はなくなっています。

奈良時代

土器の形や大きさが、用途によって様々に変化している様子が伺えます。

また、赤色で軟質な土師器と灰色で硬質な須恵器が見られるようになりました。

ぜひ、皆さんもお時間のあるときに、お立ち寄りください★

 

 

ひなまつり

小川あきら です。

ひな祭りの弁天わっせにお邪魔してきました!

風が強いせいか、今日はお店も人も少ない気がします…。

そのおかげで(?)、ゆっくりと古本屋さんを眺めることができました。

みやま文庫特集。

どれも気になる本ばかりです!

欲しい本はたくさんあるけど、値が張るので、

今日は、ずっと欲しかった『小栗上野介』と、

表紙に惹かれた『近代群馬の女性たち』を購入。

14日からは、県庁にて、古本まつりが開催されます★