小川あきら です。
本日、文教警察常任委員会の県内調査が行われ、
県警鑑識科学センターのDNA型鑑定棟と、ぐんま天文台を訪問しました。
DNA鑑定棟は、もともと科学センター内に設置されていたDNA鑑定部門を、
H22に全国で2番目となる別棟を建設したもの。
これにより、クリーンルームの広さがそれまでの4倍となり、
鑑定件数を大幅に増やすことができました。
DNA鑑定については、近年足利事件などで、
鑑定技術の進歩により、冤罪を証明することができ、
最先端の捜査方法として注目されています。
こちらで行っているSTR型検査という方法では、
DNA型が一致するのは4兆7千億人に一人となっており、
極めて高い個人識別精度を有しています。
また、最近では、犯罪捜査だけではなく、
親子関係の調査などにもDNA鑑定が利用されています。
その後、高山村のぐんま天文台へ。
ぐんま天文台は、21世紀を担う子供たちに「本物」の実体験を提供することを
基本理念として、H11に設置された施設です。
国内で4番目に大きな口径を持つ150㎝望遠鏡や、
太陽の投影像やスペクトルなどを観察できる太陽望遠鏡など、
本格的な設備が充実しています。
今年5月の金環日食では、500人を超える人が早朝より天文台を訪れたそうです。
全国に誇れる施設なので、多くの子供たちに楽しんでもらいたいですね★