小川あきら です。
先ほど、文化審議会特別委員会において、
富岡製糸場(群馬県)と絹産業遺産群のユネスコ推薦が決定されました!
ほぼ完全な形で残る19世紀後半の工場は世界的にも珍しいことや、
製糸を通じて海外と交流があったことなどから、
他の候補を押さえての推薦決定となりました。
富岡製糸場が、絹産業の発展と日本の近代化の礎となったことはもちろんですが、
明治時代よりも遙か昔の東国時代から、
群馬県内で養蚕や古典的な製糸が行われていたことを考えると、
今回のユネスコ推薦決定は、群馬県の歴史的な成り立ちを再認識する良い機会になります。
とはいえ、今まで「世界遺産推薦候補の候補」だったものが、
やっと「世界遺産推薦候補」になったところ。
2014年の世界遺産登録を目指し、これからが勝負となります★