希望の魚

小川あきら です。

今日、買い物に立ち寄った食の駅で『希望の魚プロジェクト』が開催されていました。

お店の中には、被災地の様子が伝わる船が展示され、

希望の缶詰や、三陸の新鮮な水産物がずらっと並んでいました。

販売には、石巻専修大学の学生さんも応援にきていました。

被災地の支援は、いろいろな形でできると思います。

ボランティア活動をしたり、募金活動をしたり、

消費者として被災地の復興を支援する形もあります。

一人一人が、いまできることを。

 

桐生市・低炭素都市づくり

小川あきら です。

本日は、会派・リベラル群馬で、桐生市にお邪魔させていただきました。

目的は、桐生市で行われている低炭素都市づくりについて勉強するため。

桐生市では、群馬大学工学部と連携しながら、環境先進都市を目指して、

様々な取り組みが行われています。

わたらせ渓谷鉄道水沼駅付近の小水力発電設備で発電した電気を

蓄電池に充電して、EV自動車で市内の充電ステーションへ搬送し、

電動アシスト自転車やEV自動車に充電して、市民に利用してもらう。

ガソリン自動車ではなく、自転車やEV自動車の利用を促すことによって、

CO2の排出量を減らそうと試みです。(チャレンジ25)

今後は、小水力発電設備を市内にもっと増やして、

その電力を利用した過疎地域への電気自動車の導入を目指すとの事でした。

(緑の分権改革・実証調査事業というそうです。)

低炭素都市づくりには、「コンパクトシティ」を実現することが必要不可欠です。

住まい、職場、学校、病院、遊び場などさまざまな機能を町に集積し、

ガソリン自動車に過度に依存することのない生活空間を作っていくことが大切です。

  利平茶屋小水力発電所

  水沼駅小水力発電設備

  桐生駅充電ステーション

  EV自動車・電動アシスト自転車

海外視察について

小川あきら です。

9月議会が終わった後、何人かの方から「県会で海外視察また行くんだって??」

「もう場所は決まったのか??」と聞かれました。

新聞報道で誤解を与えるような記載になっていたせいだと思いますが、

海外視察の復活は、現段階では全く決まっておりません。

むしろ、自民党以外の会派が反対・慎重という態度を示しているので、

個人的には、復活はあり得ないと思っています。

確かに、海外の情勢を把握することは非常に大切な事だと思いますし、

群馬県の企業で海外進出している企業の動向を調査することも

経済対策につながる事だと思います。

しかしながら、県内の経済情勢などに鑑みると、

さらに税金を使って海外視察を行うというのは、

県民の皆さんの理解を得られることでなないと思います。

そこに費やす予算があるなら、被災地の支援に少しでも役立ててもらいたい。 

  

 

海外視察に行きたいのであれば、

政務調査費や自己資金を利用すればいいだけのことではないでしょうか。

 

環境カウンセラー・片亀光さん

小川あきら です。

今日は、リベラル群馬の会派勉強会に、

環境カウンセラーの片亀光さんをお招きし、講義を頂きました。

『環境立県群馬への提言』と題して、汚水処理問題・ゴミ問題、

エネルギーや食料の問題といった身近な環境問題について、

片亀家での実践を踏まえながらのお話は、とても勉強になりました。

ここで、講演の中で出てきた群馬県の順位をご紹介。

・水源県なのに汚水処理人口普及率が全国34位

・生活系ゴミの排出量全国ワースト1

・平地林面積関東最下位

マイカー保有率全国3位

など。

この結果を見ただけでも、あんまり環境が良い県とは言えないですね‥。

・雨水やお風呂の残り湯を有効利用する。

・ゴミを減らし、ゴミ収集車や清掃工場でのCO2削減。

・平地林・緑地の拡充によるヒートアイランド現象の緩和。バイオマスの活用。

・自転車利用の促進。コンパクトシティーの促進(自動車に頼らない街づくり)

・エネルギーと食料の時給自足

取り組むべき課題はたくさんあります。

人と地球に優しい、そんな群馬県を目指していきます!

女性だけのミニ集会‥

小川あきら です。

ちょっと前のことですが、北軽井沢の小鳥の森レストランで、

女性だけのミニ集会に参加させていただきました。

(正確には、女性ばかり次から次に集まってしまって、

集会のようになってしまったのですが‥。)

議論になったのは、TPPの問題と里親について。

TPPについては、今いろいろなところで議論されているので、

ここでは里親制度について少しだけご紹介。

 「里親」とは、児童福祉法上の制度で、

「要保護児童を養育することを希望するものであって、

都道府県知事が適当と定める者」をいい、

ある程度の期間を養育する養育里親や、短期間の短期里親などがあります。

今の群馬県の里親制度では、子どもが2、3歳になるまでの間は、乳児院で養育し、

ある程度大きくなってから里親に出すという方法をとっています。

しかし、そこで問題になるのが、愛着障害です。

【愛着障害】乳幼児期に長期にわたって虐待やネグレクト(放置)を受けたことにより、保護者との安定した愛着(愛着を深める行動)が絶たれたことで引き起こされる障害の総称。愛着障害を示す子供には衝動的・過敏行動的・反抗的・破壊的な行動がみられ、情愛・表現能力・自尊心・相手に対する尊敬心・責任感などが欠如している場合が多い。他人とうまく関わることができず、特定の人との親密な人間関係が結べない、見知らぬ人にもべたべたするといった傾向もみられる。- Yahoo!辞書

愛着障害にならないようにするためには、

なるべく早い時期から里親家庭で育てる必要があります。

しかし、現状では、2、3歳まで子どもを乳児院に措置し続けているため、

乳児院などの施設で子どもが愛着障害になってしまい、

委託された養育里親が苦労しているという例もあります。

里親制度については、私自身事情を把握していなかった部分もありますので、

今後、しっかり勉強していきたいと思います。