小川あきら です。
今日は、中之条の友達の家に用事があったので、
その途中に「中之条ビエンナーレ2011」によってきました。
前回の2009の時には、何度も足を運び、会場を全部回ったのですが、
今回はなかなか都合がつかず、残念です‥。
新潟・妻有地方のトリエンナーレ「大地の芸術祭」もそうですが、
展示されているアート作品はもちろんのこと、
展示会場になっている歴史的建造物(廃校になった学校や蔵、旧家など)や
大自然そのものの価値が素晴らしいと思います。
私が好きな「旧廣盛酒造」もその一つ。明治38年創業の酒蔵です。
明治から平成へと代々受け継がれてきたこの空間。
長い間杜氏踏み続けられた土間の土。酒蔵の空気がしみこんだ柱。
思わず歴史に思いを馳せる、そんな空間になっています。
古い建造物は、使われなくなるとすぐに壊されてしまいがちで、
壊すことによって、町の形や歴史も失われてしまいます。
(前橋の、赤レンガ倉庫もほとんど壊されてしまいました。)
町やそこに住んでいる人の歴史をつないでいくためには、
どうやって残すかを考えていくことが大切ですね。
おまけの中之条ショット★