県外視察報告 その①

小川あきら です。

9月6日~8日の間、産経土木常任委員会で県外視察に行ってまいりました。

初日は、平泉で、世界遺産登録に向けた取り組みについて調査。

2008年の審査で、登録延期となった後、

世界遺産登録へ向けて地域全体の気持ちが一つになったそうです。

2009年には、日本一厳しいともいわれている景観条例をつくり、

建物の高さ制限に加え、屋根も和風で切妻、寄棟、入母屋に限り、

陸屋根などは原則禁止されています。

また、2010年には、罰則規定のある屋外広告物条例をつくり、

こちらも日本一厳しい内容になっているとのこと。

観光業に携わる住民だけでなく、地域全体が協力して、

世界遺産に向けて取り組んできた結果、念願の世界遺産登録となりました。

地域のみなさんの平泉への強い思いを感じるとともに、

そこまでしないと、世界遺産の登録は実現できないのか、

世界遺産のハードルの高さを改めて感じました。

しかし、世界遺産の効果は絶大で、観光客もかなり増加しているとのこと。

質疑応答の中で、平泉観光協会の担当者から、

「群馬県の富岡製糸場も歴史的な遺産だが、群馬といえば、なんといっても温泉!

草津温泉を世界遺産に登録できないものか。」

というユニークなお話も聞かせていただきました。

    

    

雨情報。

小川あきら です。

台風の影響で、おとといの夜から断続的に降り続いている雨。

今日の雨は、昨日ほどではない様子ですが、

土砂災害注意報も出ているので、台風が通り過ぎるまで、十分注意してください★

前橋市内の被害状況は、道路冠水等35件、床下浸水8件、床上浸水1件。

大自然の力は、本当にすごい。

被災地に被害が広がらないことを祈っています。

晴れの日も雨の日も必要ですがどちらも続きすぎると悪影響。

程良くが大事なのですね。