相談

小川あきら です。

今日、前橋市内のご夫婦から、相談を受けました。

そのご夫婦には、現在1歳10か月のお子さんいますが、

その子は、生まれて間もなく、中腸軸捻転(腸がねじれて血が通わなくなってしまう)

による小腸壊死のため、小腸を大量に切除したのだそうです。

小腸は栄養を吸収する大切な臓器ですが、栄養を吸収するためには、

最低30センチくらいの長さが必要といわれています。

しかし、その子は、小腸が9センチしかないので、栄養を吸収することができません。

そのため、口から飲食をすることができず、1日20時間近くの間、

カテーテルからの点滴によって栄養を摂取しています。

しかし、カテーテルからの栄養摂取には、

高カロリー輸液を直接血液に入れるため、肝臓にかかる負担が大きいことや、

使用できる血管が4本しかなく、それも長年の使用によって詰まってしまうかもしれない

というリスクもあります。

ご夫婦は、「子供に当たりませの事をさせてあげたい。誕生日を家族で祝って、

ケーキを食べる。食卓を囲む。そんな当たりまえの日々を送りたい。」と仰っていました。

そして、そのためには、小腸の移植が必要になるだろうとのお話でした。

しかし、そこで障害になっているのが、小腸移植の保険適応の有無です。

今、日本では、腎臓・肝臓・心臓・肺・膵臓等の臓器移植には

保険の適応が認められていますが、小腸の移植には認められていません。

そのため、小腸を移植しようとするひとは、2000万円~3000万円という多額の費用を

負担しなければならず、治療の選択肢が狭められています。

小腸だけ除外する理由は全くなく、法の不備としか言いようがありません。

是非、小腸移植の保険適応化を目指す署名活動にご協力をお願いいたします。

一人でも多くの方々に知ってもらいたいです。

おすすめ。

小川あきら です。

今日は、おすすめDVDのご紹介。

もともと映画は大好きなんですが、最近は忙しくて全く見る暇がないのが残念です。

そんなわけで、今更ですが、

「ソーシャルネットワーク」と「バトルオブシリコンバレー」を見ました。

これは是非、見比べてほしい作品です。

「ソーシャルネットワーク」はFacebook(2003年頃)の話、

「バトルオブシリコンバレー」は、ビル・ゲイツ(マイクロソフト社)と

スティーブ・ジョブズ(アップル社)の話で、1970年頃のお話。

Facebookの誕生から、30年以上前にも、同じように、偉大な天才たちが

同時期に誕生し、競い合っていたといのは、とても感慨深い‥。

とはいえ、私は、ITにはめっきり弱いので、マックも使えなければ、

Facebookにもいまだチャレンジできておりません。

この夏には、もう少し、ネット環境を整えようと思います。

ケータイ議連

小川あきら です。

今日は、「子どもとケータイの安心安全な関係を考える議員連盟」(ケータイ議連)の

総会と勉強会がありました。

携帯やインターネット環境は日々進化しており、子供たちが有害サイトやネット犯罪に

さらされる危険も増加しています。

5月議会に上程された議案の中に、群馬県青少年健全育成条例の改正案があります。

現行の条例では、

原則:子どもが使用する携帯電話については、フィルタリングをかけるなければならない

例外:保護者がフィルタリングを利用しないと申し出た場合には、除くことができる。

となっているところを、改正案では、

例外:保護者は、フィルタリングを利用しない申し出をする場合には、

理由書を提出しなければならない。

事業者・媒介業者は理由書の提出があったときに限り、フィルタリングを除くことができる。

とし、インターネットの危険性から子供たちを守るために

保護者や事業者・媒介業者の義務を重くしています。

その他にも、県の責務を明文化したり、事業者(ドコモ、au、ソフトバンク)に対し、

媒介業者(ショップ・家電量販店の売り場など)に対する監督義務を課すなど、

全国的に見ても先進的な内容となっています。

子どもたちと携帯・インターネットについては、今後もよりよい環境を目指して

検討してきたいと思います。

午後は、群馬県道路協会の総会に出席させていただきました。

今日も暑かったですね~★

特別委員会

小川あきら です。

本日は、大規模地震対策特別委員会がありました。

大規模災害対策という大きなテーマを審議するため、

委員も15名、執行部も本当に多くの関係部署に出席いただきました。

福島第一原発事故の対応や、今後の自主防災組織の確立、

孤立箇所改善のための道路整備など、各委員からいろいろな意見が出され、

白熱した議論が展開されました。

私は、大震災が起こったときに一人でも多くの県民の命を救うために、

非常時にも必要な医療が提供できる医療環境について質問をさせて頂きました。

内容は、①各病院が自家発電装置を備えているか。

②備えている場合、発電できる電力量は、医療を提供するのに十分なものか。

③自家発電のための重油の備蓄・確保について。

④災害派遣医療チームの活動についてです。

県の報告では、現在、群馬県内の133病院のうち

自家発電装置を備えていない病院が16病院あるそうです。

また、発電量や発電機が稼動できる時間はマチマチで、

今後、より正確な調査をしていただくことになりました。

災害派遣医療チーム(群馬DMATといいます。)の活動については、

今回、実際に被災地支援に入り、効果的な医療活動ができた

という報告がありました。その貴重な経験を、是非、

今後の群馬県内での震災対応に活かしていただきたいです。

そのほか、正確な情報を、きちんと県民のもとに届けるための

方法を検討していただきたいという要望を出させていただきました。

今回の震災後も、ガソリンの供給や、物資の供給に関する情報について、

県のほうから迅速に発信されていたものの、その情報が一人ひとりの

県民のもとにきちんと届かなかったために、ガソリン渋滞や物資の買占めが起きました。

大震災時には、携帯もインターネットも使えないことが予想されます。

その中で、どのように情報を伝えていくか。 本当に大きな課題です。

なお、先日、災害対策についても女性の視点を入れてもらいたい

という緊急要望を知事宛に提出させていただきましたが、

本日の委員会の執行部側の出席者には、女性の姿が見られませんでした。

地域防災計画をつくる会議のメンバーも、41人中、女性はわずか1人。

被災者支援室にも女性の職員がいないそうです。

今後の改善に期待します。

★お知らせ★

小川あきら です。

今日は、市民講座の告知です★

群馬県では、昨年「がん対策推進条例」が制定されました。

がんは、群馬県の死亡原因の第1位であり、がん対策は

県民の健康や生命にとって重大な課題となっています。

条例の制定を受けて、がんに強い群馬を目指して市民講座が開催されます!

お時間のある方は、是非足をお運びください。

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市民講座 『がんと一緒に働こう』

 日時: 平成23年6月18日(土) 13時30分~16時00分

 場所: 群馬会館(群馬県庁前)

≪特別講演≫ がんと一緒に働こう

  -働きながら治療を続けるために- 患者と職場ができること

   NPO法人HOPEプロジェクト理事長
   一般社団法人CSRプロジェクト理事
   キャンサー・ソリューションズ 代表取締役社長 桜井なおみ

ちなみに、もうすぐ田口町の「ほたる祭り」もあります★