リベラル群馬・会派視察②

リベラル群馬・会派視察②

2日目は千葉県八千代市の【52間の縁側のいしいさん家】へ。
52間の縁側という名の通り、役80メートルの細長い建物に縁側がついている素敵な外観。こちらでは、宅老所(民間デイサービス)をメインに子供たちの遊び場や寺子屋、地域のイベントなどを行っていて、今後は訪問看護事業やカフェ事業も予定されているそうです。

デイサービスの利用者がそれぞれの気に入った場所でスタッフの方と楽しそうにお話していたり、あるいはお風呂に入る人、お昼寝する人など、ありのままに過ごしているのが印象的で、さらには近所の子どもたちが駆け回り、利用者さんやスタッフの皆さんとも声を掛け合っている姿がなんとも微笑ましい^ ^
いわゆる老人介護施設では食事や入浴など、1日の行動が決まっていることがほとんどですが、こちらの施設では、誰もが自分の家にいるようにゆるやかに時間を過ごしていて、みんなの交流と居場所になっていることがよくわかります。

建物の作りはいわゆる「動線」を全く意識していない作りになっていて、柱に頭をぶつけそうになったり、縁側から落っこちそうになったり、お風呂から出た場所がテラスなので冬は寒いんじゃないかな、と思ったり。でもこの不便の中かから、「ぶつからないように気をつけてね」「寒くない?大丈夫?」など豊かなコミュニケーションが生まれるのだそう。

誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるごちゃまぜ社会。とても参考になりました^ ^
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