【健康福祉常任委員会2日目】

常任委員会2日目は健康福祉部と病院局の審査。

こちらも医療、介護高齢、感染症・がん疾病、健康長寿社会づくり、障害政策、薬務、国保、食品・生活衛生、保健福祉事務所、衛生環境研究所、心身障害者福祉センター、発達障害者支援センター、しろがね学園、こころの健康センター、食品安全検査センター、食肉衛生検査所、動物愛護センター、そして県立4病院と所管が多岐にわたる委員会です。

私からは、がん検診の現状と受診率向上に向けた取組み、思いやり駐車場の普及状況、強度行動障害児者支援、小児医療センターの売店の充実について、きょうだい支援やチャイルドライフスペシャリストの取組みについて、県立病院におけるマイナ保険証の利用状況について伺いました。

がん検診の受診率については、群馬県は全国平均よりは高いものの、コロナ禍の受診控えや国の受診目標が60%に引き上げられたことを受けて更なる取り組みを要望させていただきました。ショッピングモール検診など反響が大きいものについては回数を増やすなどしてもらえるといいですよね!

思いやり駐車場については、利用証の配布が11万9000万枚、協力駐車場は867施設2300台に広がっているとのこと。近年ではスロープ型の福祉車両が普及していることもあり、今後はHPなどにスロープ型の車両には縦の長さも必要なこと(柵などがあるとスロープが下せないこと)などを記載してもらうように要望しました。

強度行動障害児者の支援については、事業者向けのコンサルや施設改修、職員向けの研修(特にチームのリーダ―となる人材の育成)に引き続き取り組んでいただけるとのことですが、入所待機者の調査についても定期的に実施して、待機者の実態把握を図ってもらうことを要望させていただきました。

小児医療センターの売店については、現在、車いすやバギーも入れるようにスペースを広くする工事を発注しています。12月くらいには完成する予定で、食品等売店の品数も今より増える見込み。
ただし、飲食店の営業許可等の関係で売店で暖かい食べ物を販売することはできないとのこと。
(暖かい食事を望む声があるので残念ですが、ここはfufufusoupさんに頑張ってもらいましょう♡)

きょうだい支援やシャイルドライフスペシャリストについては、今後のマスタープランの策定の中で検討してもらうことになりました。

話題のマイナ保険証については、県立病院では令和3年10月以降マイナ保険証を利用できる環境が整っていますが、現状で利用している方は200人ほどだそうです。
4病院の患者数が入院・外来合わせて43万人いることを考えると本当にごく一部ということで、まだまだ一般化していない様子がわかります。来年度から保険証を全てマイナンバーカードに切り替えるのはやはり早急な感じがしますね。

明日は議案調査日。
明後日の特別委員会に向けて準備します!