小川あきら です。
今日は、前橋青年会議所のメンバーとぐんま学園協力会の方々と学園の先生たちとで
意見交換会をしました。
ぐんま学園は、青少年自立支援施設として県が設置している施設で、
小中学生を中心に、中学卒業後の子どもたちも含め、二十数名が生活しています。
ぐんま学園に来る子どもたちは、家庭の事情や非行など、
さまざまな事情により家庭で暮らせない子どもたちです。
私は、凧揚げやJCとの交流事業などで、子どもたちと触れ合う機会がありましたが、
一人一人は、本当に明るく、生き生きしているのが印象的でした。
また、ぐんま学園協力会の皆さんを中心に、職場体験なども実施しており、
学園の先生たちやいろいろな大人たちと接するうちに、
子どもたちも見違えるように成長していくそうです。
しかし、一番の課題になっているのは、学園を卒業したあとのフォロー。
中卒では、自立したくても、家を借りることも就職することも難しいのが現実です。
家庭で暮らすことのできない子どもたちの居場所づくりや、
就職の支援、資格を取得するための支援など、
行政がやらなければならないことはたくさんある、と感じました。
ぐんま学園の子どもたちが、イキイキと将来に夢を持てるように、
また、家庭で暮らせない子どもたちがいつかゼロになるように、
政治のできること、市民のできることをしっかりと考えていきたいです。