【環境農林常任委員会の県内調査】

【環境農林常任委員会の県内調査】は、みどり市の小平の里の一室をお借りして、群馬県林業研究グループ連絡協議会のみなさんとの意見交換を実施しました。

群馬県林業研究グループ連絡協議会は、県内の20団体の林業研究グループにより組織されている団体で、林業やきのこ生産などの技術の研究改善などの自主的な活動により、後継者育成・地域林業の活性化を図っています。
また機関誌の発行や研修会の開催、SNS等による活動内容の情報発信など、地域林業活性化のため積極的に活動を行っています。

今日は協議会の皆さんの取り組みの中から、レーザー計測による高精度の資源情報の整備やドローンの活用事例のほか、ブロックチェーンによる伐採許可証や伐採日、原木の樹種、大きさなどのデータの一元管理と伐出・運搬・加工までのサプライチェーンを可視化する提案、時代に合った補助金の在り方や、林福連携の取り組みについて伺いました。
国の【デジタル田園都市構想】においても ICT等を活用して森林施業の効率化・高度な木材生産等を可能とする「スマート林業」や、低コスト造林モデルの導入推進が掲げられているので、最先端の林業振興対策にもしっかり取り組んでいきたいですね!

なお、午前中は新田みどり農業協同組合で、桐生市、みどり市、太田市、伊勢崎市境平塚地区管内における野菜生産振興やGLOBAL G.A.P 認証の取組みを調査する予定でしたが、豚熱の発生により急遽午後のみの視察となりました。