毎年恒例の前橋の農業経営士会、農村生活アドバイザーの皆さんとの研修会。
現地視察では環境制御による高品質バラ生産に取り組んでいる山本バラ園にお邪魔しました。
こちらでは炭酸ガス発生器、細霧冷房システムを導入し、CO2濃度を調整する環境制御技術により高品質なバラを生産しています。養液栽培設備導入による肥料代の節減、ヒートポンプ導入による燃油高騰対策、高設ベンチローテーション栽培管理による出荷量の平準化など経営面でも様々な工夫が見られました。良いバラを作るために日々努力と研究を重ねている姿はさすがです。
クリスマスや年度替りの歓送迎会などプレゼントには前橋のバラをいかがでしょうか?^ ^
続く意見交換会では、豚熱(CSF)対策に関するワクチン接種、埋却処分、殺処分の課題について、畜産環境対策、遊休農地の有効活用について、学校給食の地産地消、畜産飼料の自給対策についてなど、活発に議論が交わされ、例年以上に充実した内容となりました。
(CSF対策やパン用小麦の生産拡大、畜産時給飼料振興の取り組みなど今後に期待できるお話もたくさん!)
施設園芸、花き栽培、米麦、畜産、果樹といったそれぞれの農家さんと行政、JA、そして消費者が連携しないと地産地消は成り立ちません。
毎日ご飯を食べる時に「この食材はどこからきたんだろう?」「誰がどうやって作ってくれているんだろう?」と思い浮かべながら、生産から消費まで、しっかり考えていきたいですね!