小川あきら です。
総務企画常任委員会1日目。
本日は企画部関係の審査で、コンベンション施設に関連した予算(設計委託費他施設整備費6674万円及び建設基金の積立5億円)と施設建設の積立基金設置条例が、賛成5(自民党)-反対3により可決されてしまいました。
質疑に対する執行部の答弁は、
・建設費はこれ以上高騰しない。
・最終的に20,000㎡にする際の事業費は現段階では計算できない。
・需要調査、収支の検討は十分にやってきた。
・パブコメの結果は推進6割、反対4割程度だった。
・これまで検討してきた経過があるので、改めて県民にアンケートをとるつもりはない。
・基金は今回の補正では5億円を積立るが、来年、再来年ね積立額と最終的な積立目標は未定である。
・まだまだ理解していない県民が多いのも認識している。
こういう答弁では県民に喜ばれる施設にしようとか、大事な税金の使途をしっかり理解してもらおうという思いがまるっきり伝わってきません。
そもそも計画の内容自体に不安を感じている県民もたくさんいます。
計画の改正案ができた今こそアンケートを実施して広く県民の意見を聞くべきで、その結果推進派が多ければ、それは建設を進める大きな後押しになるし、反対が多ければ素直に計画の見直し(あるいは凍結。オリンピック後に再検討)をするべきだと思います。
いずれにしても、今回の補正予算と基金条例が通ってしまうと、コンベンション施設の建設計画が一気に進んでしまいます。