群馬県議会基本条例

小川あきら です。

2月議会も本日で終了。

今日は、上程議案に対する質疑などがなされ、

私も議会基本条例について10分間、質疑をさせていただきました。

議会基本条例とは、地方議会の運営をどのように行うかを決める条例です。

県議に立候補した時から、ぜひ作りたいと思っていた条例の一つなので、

南波議長の下、早期に検討がなされ本当に良かったと思います。

全国的にはすでに16道府県で制定されており、その多くが理念中心の

実効性に乏しい内容になっていますが、

群馬県の議会基本条例は、理念の実行性を担保する「仕組み」を

備えた内容になっています。

具体的には、議会基本条例推進委員会の設置や条例の改正の条文が盛り込まれ、

制定された後も、どんどん議会改革を進めようという趣旨になっています。

その中で、私が質疑させていただいたのは、「委員会記録の全面公開」についてです。

県民に開かれた議会を実現するためには、

議会で行われていることをすべてオープンにするのが一番です。

すでに、全国で29の県が、委員会記録まで全面公開にしていますが、

群馬県では、委員会の記録はその一部がHPで公開されているにすぎません。

これについては、今後、委員会の在り方自体や委員会記録作成の方法などを検討し、

記録の全面公開に向けて協議を進めていくという答弁を頂きました。

本日無事に議案が可決され、平成24年4月1日施行となります。

今後さらなる議会活動の活性化及び県民に開かれた議会作りを推進していきます!

やまびこハイキング

小川あきら です。

今日は、ずっと参加したかったハイキングにやっとチャレンジすることが出来ました。

まずは、長野県松代あたりを散策です。

      

その後、豪商・田中総本家博物館へ。

四方を土蔵で取り囲まれたお屋敷には、

素晴らしい池泉回遊式庭園のほか、

蔵の中には、田中家で代々の生活に使用された品々が保管されています。

近世の正倉院といわれているそうな‥。

信州は4月に雛祭りがあるそうで、

この時期は、江戸・明治・大正・昭和と大切に受け継がれてきた雛人形250点余が

展示されていました。

また、長野県を代表する人形作家・高橋まゆみさんの雛人形の特別展示も。

一日中町を散策して、信州の澄んだ空気と、楽しい仲間と会話する。

たまにはこんなリフレッシュもありですね★

ぐんまちゃんを探せ!

途中の横川サービスエリアでは、ぐんまちゃんが頑張って営業をしていました★

宇宙「夢」「希望」カレッジ

小川あきら です。

本日は、前橋青年会議所主催の 宇宙「夢」「希望」カレッジ 

に参加してきました。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙教育センターと

前橋市児童文化センターの共同事業です。

あいにくの雨模様でしたが、朝から子供たちが目を輝かせながら

会場を訪れていました。

JAXA講師の楽しい授業や、傘袋ロケットの政策、

プラネタリウム鑑賞、モデルロケットの打ち上げと、

約3時間にわたる長時間のプログラムだったので、

子供たちの集中力がもつか心配でしたが、

子供たちはずーっと真剣な目で取り組んでいました。

子どもは本当に素敵な夢や希望をもっているんだなぁ、と、

子どもたちの笑顔に、大人の私たちの方が元気づけられてしまいました。

ちなみに、今年の5月21日には金環日食が見られます。

本州で見られるのは実に129年ぶり!

直接太陽を見ると危険なので、

ピンホール効果の原理で投影された太陽の形を見る観察方法を

教えていただきました★

お子さんも大人の方も、ぜひぜひ金環日食をみながら

広い宇宙に思いを馳せてみてはいかがでしょうか??

新たなまちづくりの発想

小川あきら です。

アルビレックス新潟の観客動員数を国内トップクラスに押し上げた男。

アルビレックス新潟会長・池田弘さんの講演会があります。

先日大宮アルディージャの試合観戦でも思ったのですが、

やはり地域が活性化し、地域全体がスポンサーになって応援する

という機運を醸成しなければ、

どんなプロスポーツも強くならないんだと思います。

新潟県では、サッカー以外にも、バスケットボールや、野球、陸上、ウィンタースポーツ、

チアリーディングなどに「アルビレックス」の冠をつけて、地域密着型の運営を行っています。

さらには、新潟での起業支援にも力を入れている池田さん。

地域活性化のビジョンや秘訣について、貴重なお話がきけるはず‥!

是非是非ご参加ください★ 

===================

池田弘氏 講演会 「新たなまちづくりの発想」

3月27日(火) 19:00~ 前橋市総合福祉会館

特別委員会

小川あきら です。

昨日に引き続き、本日も特別委員会が開催されました。

大規模震災対策特別委員会は、担当部所が多いので

2日間かけての審議となります。

本日は、健康福祉部と環境森林部がメインとなり、

がれきの受け入れや、放射線の健康への影響に関する有識者会議について、

防災計画の見直しについてなどが議論されました。

①有識者会議については、県のHPに「全く問題ない」と記載されていたものの、

後日、会議の委員から「そのような断定には違和感がある」という

記事が新聞に掲載されました。

特別委員会の中でも、この一年間、情報については、

正しい情報を正確に伝えてほしいと多くの議員が要請してきたことです。

しかしながら、今回も情報の出し方まずいために、

県民により不安を与えてしまったと残念に思います。

②また、会派の新年度予算要望でも、先日の一般質問でも、

子どもたちの健康調査を行ってもらいたいという要望を出してきましたが、

担当課の返答は、「現状では必要ない。福島県の甲状腺検査の状況を見ながら、

必要性が生じたら行う」というもの。

何年も何十年もたった後に、実際の症状が出てきてからの検査で、

本当にしっかりとした調査が行えるのでしょうか。

ヒロシマの原爆症についてもチェルノブイリの甲状腺異常にしても

時間がたってからではわからなくなってしまうことの方が多いと思います。

県主導の健康調査というものは、現状においては行わないとのことですので、

小さいお子さんを持つご家庭は、個々に甲状腺検査を行って頂きたいと思います。

③学校教育で使用される予定の放射線等に関する副読本についても、

過度の恐怖感も、過度の安心感も与えないように、副読本を利用して

子供たちに放射線に関する教育をしていくとの報告でした。

しかし、実際に子供たちが、

「100ミリシーベルト以上の放射線を浴びたらどうすればいいのか」

「90ミリシーベルトは安全なのか」という疑問を持ったときに、

教員としてはどのように回答していくのか、

恐怖感も安心感も与えない回答の仕方というのは非常に難しいと思います。

担当課からは、「放射線は危険であるという前提で子供たちにも教えていきたい」

という答えを頂きましたので、少しほっとしました。

④また、今回、避難所における認知症対応マニュアルというのを作成していただきました。

今回、避難所の中で認知症の方やその家族の方が苦労したという経緯がありますので、

事前にこのようなものを作っていただけるというのは非常にありがたいことです。

市町村や介護サービス事業所、そして介護する家族の方々に

事前にこのマニュアルを共有していただくことが、

いざというときのより良い支援につながると思います。

さて、一年間かけて、震災の対応と、今後の防災対策に取り組んできました。

どちらかというと夏の節電、風評被害の対応、観光業・群馬DCへの影響、

汚泥処理の問題、除染の問題、がれきの受け入れについてなど、

次から次に生じる問題の処理に追われることの方が多かったかもしれません。

しかし、この特別委員会は5月までの延長がきまりましたので、

それまでにしっかりとした震災対策についての提言をまとめたいと思います。