常任委員会2日目

小川あきら です。

今日は警察部門の審査です。

警察部門の一般会計補正予算は、総額 102576千円。

主な内容は、

○取り調べ録音・録画装置の整備

○自動車ナンバー自動読み取り装置の更新整備

○信号機の新設

など。

取り調べの録音・録画装置は、今まで4式しかなかったものが、

今回の補正予算で12式分を整備し、全ての警察署に配置されることになりました。

そのほか、私からは、以下の質問をさせて頂きました。

①暴力団排除条例施行の効果について

昨年の施行の後、群馬県暴力追放運動推進センターの会員が、

126→196に増加したとのこと。

先に県外調査で訪れた広島県のように、すべての県民が暴力団排除に向けて

協力することが必要です。

②ゾーン30の取り組みについて

今年度は県内11箇所の通学路で実施する予定となりました。

前橋市内では、細井小近辺と、桃木小近辺の指定が指定されました。

指定された範囲内は、一律30キロ規制となります。

今後は、標識や路面のペイントなどで、視覚的にもゾーン30の区間であることが

わかるようになってきますが、該当地域の方々だけではなく、

広くこの取り組みを周知することで効果が上がるもの。

まだまだゾーン30を知らないという人も多いので、

広報活動にも力を入れてもらいたいと要望させていただきました。

③性犯罪等の現状について

女性が子供が被害に遭う、性犯罪の件数については、

8月末の時点で、昨年度に比べて16件の増。

声かけ・つきまとい事案についても増加しているとのことです。

被害に遭ったあとの対応(犯人逮捕、刑事処分、被害者のフォロー)も

もちろん大切ですが、性犯罪については、一度被害に遭うと、

被害者に一生残る大きなダメージを与えてしまいます。

その意味では、予防活動が非常に重要となります。

女性の皆さんには、性犯罪の被害に遭うとどのような心の傷が残るのかを

十分に知ってもらった上で、

被害に遭わないための高い意識を持ってもらいたいと思います。

来週は、平成23年度の決算審査となります。

週末は、決算の書類とにらめっこです…!

 

 

常任委員会1日目

小川あきら です。

今日は、文教警察常任委員会の教育部門の審査が行われました。

補正予算としては、9310万円の増額。

主なものは、特別支援学校の整備費用です。

○みやま養護学校藤岡分校  3500万円

○榛名養護学校吾妻分校      1220万円

○みやま養護学校富岡分校  3250万円

新設によって、これらの地域に約100名の児童・生徒が入学となる予定です。

私からは、以下の点について質問と要望を出させていただきました。

①小・中学校等の防災教育・防災訓練について

地域を歩いていると、そもそも地域防災計画を知らないという人や、

防災訓練に参加していないという人がかなりいます。

小中学校で行っている防災訓練に、保護者や地域の皆さんにも参加してもらい、

防災についての意識付けをしたらどうか、という質問をさせて頂きました。

東日本大震災を受けて、学校防災マニュアルも改定され、

今年の防災訓練では、実際に保護者の方に参加してもらった学校もあったそうです。

前橋市内では、49校のうち、12校で子供の引渡し訓練を行ったとのこと。

すべての学校でこのような防災訓練を実施してもらいたいと思います。

②選挙権についての教育

神奈川県では、前回の参議院議員選挙の際に、

すべての公立高校で、実際の議員を選ぶ模擬投票を行ったそうです。

若者の投票率を向上させるためにも、このような模擬投票を実施したり、

あるいは、出前授業の形で選挙を体験できるように要望させて頂きました。

③東宮遺跡について

八ツ場ダム工事事業の関連で発掘された「東宮遺跡」は、

天明3年の浅間山の噴火によって泥流に埋もれた遺跡です。

泥流が真空パックのような働きをしており、

掘り起こした遺跡からは当時の生活の様子が生ナマと伝わってきます。

今年、群馬県は東国文化の発信に力を入れていますが、古墳文化だけではなくて、

江戸時代の貴重な遺跡にもしっかり目を向けてもらいたいと思います。

しかも、これらはいずれダムに沈んでしまう遺跡…。

しっかりと調査をして、記録として残していかなければなりません。

担当部署からは、文化庁が開催している「発掘された日本列島展」への出展も考えており、

全国へPRしていきたい、という力強い言葉を頂きました。

水没してしまう文化財を展示する施設の検討なども合わせてお願いいたしました。

そのほか、②総合型スポーツクラブの普及について、

④給付型奨学金の創設についての質問をしました。

明日は、警察部門の審議となります。

 

桐生にて

小川あきら です。

今日は、午前中から桐生にて活動。

障害を抱えた車椅子の方のお話を聞かせていただきました。

日常の生活に不便を感じているのはもちろんですが、

リハビリ治療などで施設を利用する際に、

サービスの良し悪しの差がありすぎる、という貴重なご指摘を頂きました。

確かに、様々なハンデを抱えた多くの利用者の対応をしなければならないので、

介護・リハビリの現場は大変だと思いますが、

利用者の側からすると、マニュアル的に対応しているのか、

本当に心のこもった対応をしているのかはすぐにわかるそうです。

ハンデを抱えていても、人間らしい対応をしてもらいたいという

強いメッセージを頂きました。

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桐生市内を走っていると、『重伝建のまち』というのぼりをたくさん見かけます。

伝統の町並み、のこぎり屋根が街のあちこちに…。

こちらは、のこぎり屋根とレンガのパン屋さんです。

 

森林環境税導入についての会派勉強会

小川あきら です。

本会議終了後、リベラル群馬の勉強会。

本年特別委員会でも議論になっている森林環境税の導入に関して、

有識者会議での検討状況について、執行部と意見交換をしました。

執行部の考えとしては、森林環境の保全(条件不利地の森林整備等)と、

里山の水環境の保全(生活排水対策等)の両方に新税を使いたいとのこと。

そのために、県民1人あたり、年間1200円程度の負担をお願いしたいとのことでした。

個人的には、生活排水対策については、基本的なライフライン整備として、

市町村や各家庭の負担の元に行うべきもので、

群馬県の汚水処理人口の普及が全国平均を下回っているからといって、

新たに新税を課してまで、今やるべき事業とは思えません‥。

また、現在は、個人住民税の均等割部分として、

県民税1000円+市町村民税3000円=4000円がかかっていますが、

これにH26年からは、復興関連対策として1000円が上乗せになることが決まっています。

消費税の増税もあり、市民の生活がさらに厳しくなる中で、

森林環境税という新税を導入すべきか、導入する場合の負担額はどの程度になるか。

ちなみに、年間1200円の負担の場合、住民税の均等割りが、

現在の4000円+復興関連1000円+森林1200円=6200円に。

500円の場合には、5500円に負担増となります。

明日の一般質問で、同じ会派の後藤県議もこの問題について取り上げる予定ですので、

是非、質疑のやり取りをご覧ください☆

みなかみにて。

小川あきら です。

今日は、所要があってみなかみ町まで行ってきました!

県内あちこちに調査に伺っていますが、

実は、みなかみ町には数回しか行ったことがなく、

空き時間に町の雰囲気を見てまいりました。

私の中では、温泉街というよりも、『アクティビティの町』という印象が強いみなかみ町。

雨の中でも、沢山の若者が、ラフティングを楽しんでおり、

また若者向けのショップなども増えているように感じました。

夏の間は、ラフティング・キャニオニング、バンジージャンプ、

トレッキング、山登り目当ての観光客が多かったようですが、

これからのシーズンは、スキー・スノーボードのメッカになります。

外国からの観光客も沢山訪れていますよね!

途中、みなかみ町カルチャーセンター前のカフェで、アップルパイを頂きました。

真っ赤なりんごは「あかぎ」という群馬の品種です★