小川あきら です。
本会議終了後、リベラル群馬の勉強会。
本年特別委員会でも議論になっている森林環境税の導入に関して、
有識者会議での検討状況について、執行部と意見交換をしました。
執行部の考えとしては、森林環境の保全(条件不利地の森林整備等)と、
里山の水環境の保全(生活排水対策等)の両方に新税を使いたいとのこと。
そのために、県民1人あたり、年間1200円程度の負担をお願いしたいとのことでした。
個人的には、生活排水対策については、基本的なライフライン整備として、
市町村や各家庭の負担の元に行うべきもので、
群馬県の汚水処理人口の普及が全国平均を下回っているからといって、
新たに新税を課してまで、今やるべき事業とは思えません‥。
また、現在は、個人住民税の均等割部分として、
県民税1000円+市町村民税3000円=4000円がかかっていますが、
これにH26年からは、復興関連対策として1000円が上乗せになることが決まっています。
消費税の増税もあり、市民の生活がさらに厳しくなる中で、
森林環境税という新税を導入すべきか、導入する場合の負担額はどの程度になるか。
ちなみに、年間1200円の負担の場合、住民税の均等割りが、
現在の4000円+復興関連1000円+森林1200円=6200円に。
500円の場合には、5500円に負担増となります。
明日の一般質問で、同じ会派の後藤県議もこの問題について取り上げる予定ですので、
是非、質疑のやり取りをご覧ください☆