くまもりさんと炭撒き。

小川あきら です。

今日は、前橋市内の公園で、日本熊森協会(くまもり)群馬県支部の皆さんが、

炭撒きをするということで、その様子を見学しに行きました。

くまもりさんは、ツキノワグマをはじめとする大型野生動物が棲めるような

豊かな森を次世代へ手渡すことを目標に活動している財団法人。

その活動の一つが、今回の炭撒きです。

炭を撒くことにより、徐々にPH値が中和され、

土壌が改善し樹木の樹勢が回復するそうです。

森林が元気になるなら、、、と

ボランティアさんと一緒に炭撒き作業開始です。

まずは、木の周りを20センチくらい掘ります。

根元ではなくて、根が広がっているところを円を書くように掘っていきます。

そして、掘った穴に炭を撒いていきます。

その上に木酢液をかけます。

最後に、土を戻せば作業完了!

今後、炭撒きの効果を見ていきたいと思います。

 

わたらせ渓谷鐵道

小川あきら です。

県内3私鉄、最後の調査先はわたらせ渓谷鐵道です。

最近、雑誌やテレビなど頻繁に耳にするわたらせ渓谷鐵道。

キャラクターの「わっしー」も人気ですね!大間々駅~水沼駅まで乗車します。

わたらせ渓谷鐵道の前身は、JR東日本・足尾線。

往時は足尾銅山から産出される銅の輸送などで賑わいましたが、

足尾の閉山に伴い、旅客・貨物ともに輸送量が大きく減少しました。

廃線の危機が迫る中、沿線市民の存続活動により平成元年までJRとして運行し

その後、わたらせ渓谷鐵道株式会社が路線を引き継ぎ、現在に至っています。

通勤・通学定期の利用が圧倒的に多かった上信、上電とは異なり、

わたらせ渓谷鉄道は9割以上が観光客の利用となっており、

「トロッコわたらせ渓谷号」はハイシーズン(紅葉の時期)の予約が取れないほどの大人気となっています。

昨年からは、「トロッコわっしー号」の運転も行っています。

課題としては、隣県の栃木県日光市からの観光客をどう取り込むか。

今後の取り組みに期待です。

今回は、大間々駅~水沼駅まで乗車します。

これが『わっしー』

↑みんなで窓の外を見下ろす図。素敵な渓谷が広がっています。

林の中をどんどん進んでいきます。

今回の調査では、 3私鉄の社長さんたちとの意見交換をふまえ、

実際に路線や乗り換えを体験してみて、

改めてその存在意義や課題等を感じることができました。

今後、まちづくりの視点で、地域住民の生活と公共交通の関わり方を

しっかり検討していきたいと思います!

中央前橋ー赤城駅

小川あきら です。

県内調査の続き。

中央前橋駅に到着すると、まずは上毛電気鉄道株式会社にて、意見交換。

かつては県都前橋と生糸・織物で栄えた桐生を結ぶ路線として賑わった上電ですが

モータリゼーションの進展により、1960年代以降は通学客以外の利用が減少。

現在は利用者の8割が高校生の通学定期となっていますが、

高校の統合などにより厳しい状況が続いています。

利用客の拡大のため、風鈴電車などのデコトレインや、

電車運賃のみで車内に自転車を持ち込むことができる「サイクルトレイン」、

沿線ハイキング、東京スカイツリーツアー、大胡駅車庫イベントなど、

様々な取り組みを実施しています。

また最近では、駅まで車できてもらい、公共交通に乗り換えるという

パーク&ライドシステムを導入し、

上電利用者には駐車場を無料で提供する取り組みも行っています。

上電は全部で8色。

カラフルな電車がかわいい!

↑今回乗車したのは水族館電車でした。

夏にぴったりの涼しげな青です。

↑サイクルトレイン利用者も。

 

auの携帯CMに登場した『かすかわ駅』

 

あっという間に赤城駅に到着~。

 

 

県内の私鉄をめぐる。

小川あきら です。

今日は、社会基盤づくり特別委員会の県内調査で、

総合的公共交通環境の整備に活かすために、

県内の3私鉄を取り巻く現状について調査しました。

地域鉄道は、地域住民の通学・通勤などの足として重要な役割を担うとともに、

地域の経済活動や観光の基盤となっていますが、

モータリゼーションの進展等に伴い、極めて厳しい経営状況が続いています。

まずは、議会バスで、上州富岡駅へ…。

上州富岡駅は、現在、駅舎の建て替え工事の真っ最中。

世界遺産登録を目指す富岡製糸場周辺のまちづくりと合わせて、

富岡製糸場の最寄り駅としてふさわしい駅舎へと生まれ変わります。

 

ここが新しい駅舎になります。

その後、上信電鉄で高崎へ。

沢山の絵手紙が飾られています。

どこまでも真っ直ぐな線路です。

上信電鉄株式会社内で、会社の概要や経営方針について説明を受け、

意見交換を行いました。

上信電鉄は、モータリゼーションの進展や、

落石災害、台風災害、脱線事故などにより運休が続いたことが原因で、

乗客が年々減少しているとのこと。

利用客を増やす試みとして、デキ型電気機関車を貸切運行できるサービスなどを

行っています。

現在は、通勤・通学定期の利用者が約7割ということで、

今後は、世界遺産登録を目指す富岡製糸場への鉄道交通として

観光乗客の確保を目指していきたいとのこと。

課題としては、路線の安全対策など抜本的な改善をするには、

数十億円がかかるということで、解決策を模索中ということでした。

その後、おなじみのオレンジ×グリーンの両毛線で前橋へ。

前橋駅から中央前橋駅までは、シャトルバスを利用します。

3番線乗り場から、とても雰囲気の良い素敵なバスです。

↑北口のバス路線案内は、とってもわかりやすい!

つづく。

 

小鳥の巣箱づくり

小川あきら です。

今年もやります、小鳥の巣箱づくり!

夏休みの最後の思い出づくりに、親子で小鳥の巣箱を作ろうというこの企画。

今年も、NPO住まいづくり相談室の主催で、

8月24日(土)に開催されます。

県の木材組合連合会にご協力いただき、

木のぬくもりを感じながら、親子で巣箱を作ってみませんか?

先着50名、無料です★