小川あきら です。
今日・明日と、前橋市内各地で納涼祭が開催されます。
こどもたちも元気に神輿を担いでいます★
小川あきら です。
今日は、東京で勉強会。
世代間格差と世代内格差について、内閣府の担当官にレクチャーしていただきました。
社会保障支出の増大を将来世代への負担の先送りによって賄ってきた結果、
今の日本の財政赤字は先進国で最悪の水準となり、世代間格差も大きく拡大しています。
内閣府がまとめた生涯純受益の表を見ると、
50代以上の世代では、生涯純受益がプラスとなりますが、
40代以下の世代では、生涯純受益がマイナス。
20歳以下の将来世代では、実に8000万円以上のマイナスとなります。
この世代間の不公平をなんとか減らしていこうと『世代会計』という考え方が注目されています。
世代会計とは、政府の収入・支出構造と、
今後実施されることが明らかな政策(年金支給年齢の引き上げなど)を前提とした場合に、
どの世代が得をし、どの世代が損をするのかを定量的に評価する考え方です。
この世代会計では、ゼロサムゲーム的な性質を持っており、
現存世代の生涯純負担が減少すると必ず将来世代の生涯純負担が増加し、
逆に、将来世代の生涯純負担を減少させるためには
現存世代の生涯純利益を減らさなければなりません。
世代間の公平を図るための施策、というか、そもそも財政健全化に向けた取り組み
(構造的財政赤字が増加する場合に、自動的に歳出を削減する仕組みなど)について、
早急に検討する必要がありますね。
そして、もう一つ注目したいのが世代内格差という問題。
同世代でも、世帯類型によって、受益と負担のバランスに差が生じています。
私は今、20代単身女性ということで、受益=負担となっていますが、
誕生日を迎えると、30代単身女性となり、受益<負担となってしまいます。
30代、40代、50代の共働き夫婦(子どもなし)の家庭が負担が大きく、
同じ世代の子どもありの家庭や単身者よりも厳しい環境になっています。
逆に、3世代同居世帯では、受益が大きいことがわかります。
世代内の格差を考えるときには、ライフスタイルの見直しも重要になってきそうですね。
今日は、県議会の超党派1期生議員研修で、高崎市内を訪れました。
今回の調査テーマは、5つ。
①高崎市の計画している都市集客施設について
高崎市では、H27の工事着工をめざし、東口のに概算事業費430億円のパブリックセンターを建設する計画です。
(現在ビックカメラと市民体育館、駐車場がある部分です。)
ここに、音楽ホールとビジネスゾーン(商業施設・オフィス等)などを整備し、
商業と文化が共存するまちづくりを目指すとのこと。
②競馬場の跡地について
高崎競馬場の跡地には、県の大規模コンベンションセンター構想が打ち出されました。
駅近くに10ヘクタールのまとまった土地があるというのは本当に貴重なので、
群馬県の顔となる施設・計画をしっかり立てなければなりません。
③東国文化について(上毛野はにわの里公園)
夏休みには、1日200人を超える子供たちがはにわの里を訪れているそうです。
④鳥獣外対策について(群馬県鳥獣外対策支援センター)
県内での野生鳥獣による農林作物等の被害は、中山間地域を中心に深刻化しています。
イノシシ、ニホンジカによる被害に加え、
近年ではハクビシン、アライグマによる果樹被害も増えてきているとのこと。
被害対策の取り組みへの支援等を行うため、平成22年4月から、
鳥獣被害対策支援センターが設置されました。
ちなみに、日本獣医生命科学大買うと連携した野生動物教育研究機構群馬ステーションも同じ場所に設置されています。
私たちの研修に合わせて、利根実業の生徒さんが、
養蚕農家で使わなくなった回転まぶしを利用した防護柵を披露してくれました。
⑤高崎食文化屋台通りの取り組みについて
屋台通りは、高崎の街中をより活性化させようというコンセプトで、
高崎駅周辺の良さや人々とのつながりを再確認できる場として展開されています。
1店舗当たりの面積は約3坪と小さいですが、
このサイズだからこそ、会話もはずみ、人のつながりが出来ていくんだとか‥。
私もたまにお邪魔させてもらってます。
本当に盛りだくさんの研修でした★