シアトル市役所訪問。

小川あきら です。

2日目はシアトル市役所を訪問。

副市長さんにお時間を取っていただきました。

女性の副市長でとてもカッコイイ♪

前橋市長からの手紙を渡し、今回のシアトル訪問の趣旨を伝えたところ、市長はとても親日家で(有名な市長さんでパートナーが日系の方ですね)、交流都市もたくさんあるそうです。

また今年からは海外交流担当の部所を設けたので、そちらと連絡を取りあえるように配慮していただけるとのこと。

マンドリン楽団も是非交流できれば、と楽しくお話させていただきました。

これって前橋市だけじゃなくて、県も良いネットワークが作れるだろうなぁ、と思いつつ、今度提案してみます。

追記:シアトルを訪問して感じたこと。

・女性が活躍している→小さな頃から性別に関わらず「やりたいことは何でもできるんだよ」という教育がなされている。

・若い世代の投票について→高校で選挙に関する授業があったり、選挙ボランティアに参加する若者も多いが、全体的に若者の投票率は低い。そもそも投票日が平日。

・マイナンバーは銀行口座の開設と雇用主に提出するくらいで、他の利用はほとんどない。

・安保法制については評価している人が多い。

 

日米シルクロードの旅

小川あきら です。

前橋発「日米シルクロード」推進事業のシアトル訪問に同行中。

10日出発―14日帰宅の強行日程です。

今回の目的は、以下の3点。

①1800年代後半から行われていた日米シルク貿易の基幹ルートの一つ「前橋ー横浜ーシアトルーニューヨーク」のシルクロード及びシルクトレインの検証

②遺伝子組み換え蚕や桑の葉などシルクに代わる21世紀版の新たな貿易の可能性の研究

③前橋とシアトル両市の市民レベルでの交流(文化芸能活動や音楽活動)

まずは総領事館を訪問。

シアトル市は人口355万人、日本との時差は17時間あります。

ボーイング社やマイクロソフト社、スターバックスにコストコ、アマゾンなどの主要企業があり、経済成長率や貿易額、個人所得などは全米平均よりも高いんだとか。

日本人は12500人滞在していて、日系企業は184社、日系人は7万人いるそうです。

春の桜祭りと今回お邪魔する秋祭りは日本文化を紹介する二大イベントとなっており、明日から始まる秋祭りには、前橋からもブースを出展する予定。

七宝焼きや絹の友禅染めなど伝統文化の紹介とワークショップを開催するブースに、遺伝子組換え蚕の紹介をするブースです。

シアトルは樺太と同じくらいの緯度なので、朝晩は予想以上に寒い!

紅葉が綺麗です。

 

定例会に向けて…

小川あきら です。

来週から始まる県議会定例会に向けて、本日は議案調査。
51億2720万円の補正予算案が発表されましたが、主な内容は以下の通りです。

⚫︎コンンション基本設計委託(一部)費4800万円

⚫︎コンベンション施設建設基金5億円

→うーん…(;´Д`)

⚫︎女性農業者就農定着支援740万円

⚫︎女性向けの建設業界就職支援340万円

⚫︎ものづくり女子応援500万円

⚫︎働く女性の活躍推進709万円
→女性の関係はセミナー•研修の実施と啓発冊子•広報PRがメイン。

⚫︎前橋日赤建設補助増額分6億8493万円

⚫︎手話言語条例普及啓発200万円

⚫︎6月15日の突風被害の施設再建補助4000万円
→補助率3/10以内

⚫︎上毛電鉄『城東駅東口』開設補助255万円

⚫︎公共事業費9億5800万円
→公共事業多いなぁ…

大沢県政3期目のスタート、しっかりチェックしていきます!

なかんじょ伊勢町まつり

小川あきら です。

毎年お邪魔している伊勢町まつり。

今年も八木節を躍らせていただきました。

今年は笠づくりから参加をさせていただき、お祭りに向けて皆さんが努力をしている姿も素晴らしかったです。

地域の伝統行事、大切にしていきたいですね♪

人吉球磨

小川あきら です。

最終日は熊本県人吉市にて、日本遺産の取組について調査です。

日本遺産は2020年までに100件を目標に文化庁が認定し、世界的な文化財を保護する世界遺産と異なり、地域の文化や伝統を形作っている物語を認定することによって、地域活性化を図ろうとするものです。(世界遺産登録待ちリストを消化するという背景もありますね。)

本年、第1回の日本遺産に群馬の「かかあ天下」とともに認定された「相良700年が生んだ保守と進取の文化 ~日本でもっとも豊かな隠れ里 - 人吉球磨 ~」は、熊本県内で唯一の国宝である「青井阿蘇神社」や「人吉城跡」などを含む41の文化財により構成されています。

この地域は、相良のお殿様が約700年の長きにわたって統治してきたことから、仏教美術や古社寺建造物が数多く保存されており、また独自の文化が育まれてきました。

球磨神楽、球磨拳(じゃんけん)、球磨焼酎、球磨墓、球磨民謡など、地域の名前がついたものが今でもたくさん残っています。

おそらく住民の皆さんは、相良700年の歴史をちゃんと知っていて、伝統文化を現在も楽しみ、社寺や仏像などを信仰して守っているのだろう、そんな雰囲気の隠れ里。

日本遺産の認定で一層自分の住んでいる地域に誇りが持てたのではないでしょうか。(幸福度が上がったはず?)

地域活性化を目指す日本遺産なので、今後は情報発信(他言語パンフや案内サイン整備)観光誘客が課題とのこと。

群馬の「かかあ天下」も、かかあ天下に関連する歴史や文化を、私たち一人ひとりがしっかりと学んで、かかあ天下の物語に誇りを持つことが出発点になると思います。世界遺産の富岡製糸場と日本遺産のかかあ天下、群馬を見つめ直すチャンスにしたい。