家庭教育の支援・子供の未来に関する特別委員会

小川あきら です。

今日の特別委員会では、家庭教育のあり方や条例制定の意義を中心に協議。

家庭教育支援条例については、先行する熊本・鹿児島・静岡・岐阜の条例をしっかり読み込んでいきたいと思います。

そして家庭教育の支援と同じように重要なのが、家庭で教育を受けることができないよう保護児童の支援。

私からは、以下の項目を質問しました。

①ぐんま学園について(人員の配置やクールダウン部屋の整備を要望。入所児童に発達障害の割合が増えているので、ぐんま学園のほかに発達障害や情緒障がいの児童を受け入れる施設の必要性を提案)

➡クールダウン部屋については前向きな答弁を頂けました。

②自立援助ホームについて(新たな設置に向けた調査の結果と今後のスケジュールを確認。心理担当職員の配置を要望)

➡心理担当職員の配置も国の予算の活用を検討してもらうことに。

③里親について(登録数の減少、里親委託推進について民間との協力を提案)

中央児童相談所の一時保護施設は、定員36人のところに現状で35人が入所しており、常に定員に近い状況になっています。そこからぐんま学園や自立援助ホームに受け入れてもらっていますが、それぞれの施設も限界にきており、新たな受け入れ先の整備と里親委託の推進が急務となっています。

「里親」=「養子縁組」と間違えられることも多く、まずは里親制度について広く周知することが必要ですね。

10月は里親月間です。

小川あきら です。

10月は里親月間。

群馬県でも里親さんを募集しています。

虐待や親の病気など様々な事情により家庭で生活することのできない子どもたちが増えている一方で、県内の里親登録数は減少傾向に。

短期の里親さんも大歓迎です。

里親制度を知ってもらうために県の担当課もあちこちで向いてくれるということなので、例会やセミナーなどに是非お声がけください!

 

常任委員会二日目

小川あきら です。

今日は総務部関係の審査。

私からは、以下の項目を質問させていただきました。

【消防団員の確保について】

・機能別消防団員の推奨

・団員が所属する企業にインセンティブを導入したらどうか。

【防災対策】

・茨城県への豪雨災害の支援状況について

・Jアラートや防災無線、エリアメールなど災害時の情報伝達手段の充実について

・Lアラートの導入について

・災害ボランティアのコーディネート、災害時の外国語や手話の対応について

10月から通知が始まるマイナンバー制度については、事業主には源泉徴収票や健康保険・厚生年金などの手続きに従業員のマイナンバーを記載する義務がある一方で、従業員にはマイナンバーを教える義務がないことや、住民票の住所地に住んでいない人への通知はどうするのか、など実務的な問題がたくさん出てきそうです。

総務企画常任委員会1日目

小川あきら です。

総務企画常任委員会1日目。

本日は企画部関係の審査で、コンベンション施設に関連した予算(設計委託費他施設整備費6674万円及び建設基金の積立5億円)と施設建設の積立基金設置条例が、賛成5(自民党)-反対3により可決されてしまいました。

質疑に対する執行部の答弁は、

・建設費はこれ以上高騰しない。

・最終的に20,000㎡にする際の事業費は現段階では計算できない。

・需要調査、収支の検討は十分にやってきた。

・パブコメの結果は推進6割、反対4割程度だった。

・これまで検討してきた経過があるので、改めて県民にアンケートをとるつもりはない。

・基金は今回の補正では5億円を積立るが、来年、再来年ね積立額と最終的な積立目標は未定である。

・まだまだ理解していない県民が多いのも認識している。

こういう答弁では県民に喜ばれる施設にしようとか、大事な税金の使途をしっかり理解してもらおうという思いがまるっきり伝わってきません。

そもそも計画の内容自体に不安を感じている県民もたくさんいます。

計画の改正案ができた今こそアンケートを実施して広く県民の意見を聞くべきで、その結果推進派が多ければ、それは建設を進める大きな後押しになるし、反対が多ければ素直に計画の見直し(あるいは凍結。オリンピック後に再検討)をするべきだと思います。

いずれにしても、今回の補正予算と基金条例が通ってしまうと、コンベンション施設の建設計画が一気に進んでしまいます。

未来創生・前橋地域懇談会

小川あきら です。

本日、第1回群馬の未来創生・前橋地域懇談会が開催されました。

こういう会議、色々出てきたけど、民間委員6名がすべて若者と女性という構成は今までなかったような…素晴らしい( *´艸`)

委員の皆さんからは、

・群馬の歴史や文化、地域の魅力のことを群馬の人が知らない。そればかりか、群馬に誇りを持っていない。地域の魅力を学ぶ機会が大切だ。

・もっとスポーツの魅力を発信すべきだ。

・介護や医療の充実を。

・本物の農業を体験できる仕組みが、地域の魅力や就職につながる。

・前橋の食やお土産のブランディングが必要。

・リーダーの育成、人づくりが重要。

・家族の形やコミュニティが多様化しているので、施策の策定や情報発信もそれに対応させる必要がある。

など様々な意見を聴取。

私からは、人口減少社会の中で群馬からの人口流出を防ぎ、あるいは群馬に移住してもらうためには、「群馬に暮らし始める」きっかけづくりにウェイトを置くべきと発言させていただきました。

群馬に来るきっかけって、ほとんど学校か仕事だと思うので、学校の充実(魅力的なカリキュラムなど)や、雇用の充実(モノづくりや農業、医療・介護、やりがいのある仕事があること)が重要。

そのうえで、群馬の魅力(自然や住みやすさ、子育てのしやすさ、スポーツ、食の魅力など)が「群馬に住み続けたくなる」「群馬で家族を増やしたくなる」要素になるのかなー、と。

いずれにしても、行政の計画はいつも総花的になりがちなので、①今住んでいる人たちにもっと群馬を好きになってもらう施策なのか、②これから群馬に住んでもらうための施策なのか、③群馬に観光で訪れてもらうための施策なのか、ターゲットと効果を具体的に掲げた方がわかりやすい計画になると思います。