家庭教育の支援・子供の未来に関する特別委員会

小川あきら です。

今日の特別委員会では、家庭教育のあり方や条例制定の意義を中心に協議。

家庭教育支援条例については、先行する熊本・鹿児島・静岡・岐阜の条例をしっかり読み込んでいきたいと思います。

そして家庭教育の支援と同じように重要なのが、家庭で教育を受けることができないよう保護児童の支援。

私からは、以下の項目を質問しました。

①ぐんま学園について(人員の配置やクールダウン部屋の整備を要望。入所児童に発達障害の割合が増えているので、ぐんま学園のほかに発達障害や情緒障がいの児童を受け入れる施設の必要性を提案)

➡クールダウン部屋については前向きな答弁を頂けました。

②自立援助ホームについて(新たな設置に向けた調査の結果と今後のスケジュールを確認。心理担当職員の配置を要望)

➡心理担当職員の配置も国の予算の活用を検討してもらうことに。

③里親について(登録数の減少、里親委託推進について民間との協力を提案)

中央児童相談所の一時保護施設は、定員36人のところに現状で35人が入所しており、常に定員に近い状況になっています。そこからぐんま学園や自立援助ホームに受け入れてもらっていますが、それぞれの施設も限界にきており、新たな受け入れ先の整備と里親委託の推進が急務となっています。

「里親」=「養子縁組」と間違えられることも多く、まずは里親制度について広く周知することが必要ですね。