【新型コロナ感染症対策に関する会派要望書】

12日以降も緊急事態宣言が延長される見通しですが、群馬県内の状況に鑑みて会派の緊急要望を提出しました。(2021.09.08)

自宅待機・自宅療養の方が安心できる体制整備(受入病床や宿泊療養施設の拡充、緊急搬送の対応)や、学校の感染防止対策の強化、国の感染症対応休業支援金・給付金の周知徹底と県の経済的支援の拡充など5項目です。

第3回定例県議会は9月21日から始まります。医療、教育ももちろん重要ですが、経済対策もしっかり進めていきたいですね。《リベラル群馬・緊急要望書》

1.本県における感染者の拡大状況や自宅療養中の症状悪化や死亡事例が全国的に増えていることから、受入病床の拡大が必要であり、市長会の要望である臨時の医療施設設置も含め検討されたい。また、宿泊療養施設の拡大も併せて図られたい。

2.感染発生時からの迅速な対応や、自宅療養中、入院調整中の病状悪化への対応として保健福祉事務所・健康観察センターの体制を強化されたい。そのため、市町村や消防本部、医療機関など関係機関との連携、役割分担を再確認されたい。

3.消防本部の救急搬送時、発熱者受け入れが問題となり搬送困難事例が見られることから、検査と酸素を提供でき、感染者の一時的な受け入れ先ともなる酸素ステーションを設置されたい。

4.国は小学校まで抗原検査を行う方針とし、すでに実施している市町村もあるが、本県の感染拡大防止のため児童施設や学校、職場など人が集まる場で、定期的に広く検査が受けられるように図られたい。また、陽性者が出た際は濃厚接触者に限らず拡大検査を行い、療養に移行できる体制を整備されたい。

5.国は、新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金を支給しているが、制度の周知不足が懸念される。新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金の県民への更なる周知をお願いしたい。