【環境農林常任委員会の月一委員会】

今回から本格的にタブレットを使用しての委員会がスタートしました。
資料配信、説明、資料への書き込み等、思ったよりスムーズに進んでいます(^^)
今日のテーマは8月に発生した県内3例目の豚熱(CSF)の対応状況について。
8月7日から防疫措置を開始し、県職員をはじめ、JAグループ、建設業協会、トラック協会、バス事業協同組合、民間防疫業者の皆さんなど延べ3152人のご協力をいただき、6068頭の殺処分を行いました。その後、豚舎の清掃や消毒などを行い、昨日26日に防疫措置が完了したとのこと。
今回は真夏の猛暑の中、昼間の熱い時間帯を避けてシフトを組んだり、またお盆前後は豪雨の中の作業となりストーブを焚きながら寒さ対策を講じて取り組んでいただいたそうです。
豚熱対策には、ワクチン接種、家畜衛生管理の徹底、野生イノシシ対策の3本柱で取り組んでいますが、家畜衛生管理についてはそれぞれの養豚農家さんでしっかり対策を講じていただいており、どれだけ注意してもウイルスの侵入を防ぐのが難しいのが現状です。
周辺環境の整備(野生イノシシの確保)やワクチン接種の在り方など、国ともしっかりと連携して対策を強化していきたいです。
後半は、オンライン調査で下仁田町の小井土製材株式化社様からウッドショックの動向についてお話を伺いました。
日本は国土の7割が森林であるにもかかわらず木財自給率は30%程度。木材輸入大国です。今回の世界的な木材高騰の動きを受けて、国内企業からは価格の乱高下が激しい輸入木材から、国産木材へ目が向き始めているとのこと。
コロナ禍を契機に、地方分散型の持続可能な社会に向けての動きが本格化してきました。
群馬の強みをしっかりと活かしていきたいですね!