鳥獣害対策にかかる研修会

小川あきら です。

本日は、鳥獣害対策にかかる研修会が開催されました。

講師は、鳥獣害対策の第一人者といわれている

日本獣医生命科学大学の羽山伸一教授です。

群馬県は、羽山教授の所属する日本獣医生命科学大学と野生動物対策のための

包括連携協定を結んでおり、その取り組みが先日全国知事会の優秀政策として

表彰されたばかりです。

今までの鳥獣害対策は、被害が生じたあとの捕獲をメインに行っていましたが、

講演では、危機管理と同じで、野生動物も「管理」することが必要だとおっしゃっていました。

「被害管理」「個体群管理」「生息環境管理」を適正に調整しなければなりません。

被害対策に加えて、市町村・県の総合的な計画の策定と、

対策後のモニタリング、市町村・県・国の連携など、

新しい視点、広域的な視点での対策が求められています。

 

 

議案調査

小川あきら です。

来週からいよいよ9月議会が始まります。

9月17日~12月16日までの91日間という長い会期となります。

補正予算案では、再生可能エネルギー導入推進基金事業、地域医療再生基金事業、世界遺産登録推進、冬季国体施設整備、保育所緊急整備、障がい者施設耐震化・スプリンクラー整備、渋川警察署新築、その他100億円を超える予算があがってきました。

議会に向けて、会派で議案調査中です。

荒瀬ダム

小川あきら です。

今日は、全国の県議有志で、

熊本県坂本村の荒瀬ダム解体現場の調査に伺いました。

荒瀬ダムは昭和29年に建設された発電専用のダムで、

完成した当時は、戦後の逼迫した電力事情の中で、

熊本県内の電力供給量の16%を占めていました。

しかし、その後、平成15年に水利権更新時期を迎えるにあたり、

地域住民が水質の悪化や漁業被害を訴えたり、

県内の電力供給量に占める割合も0.6%に落ち込んでいたことから、

当時の潮谷義子知事が撤去の方針を表明。

その後、蒲島郁夫知事が財政難を理由にダム存続に転換したものの

結局は発電継続に必要な水利権更新が認められず、

全国で初めてのダムの撤去となりました。

工事期間は2017年度までの6年間。

今年はその2年目で、少しつづですが巨大な構造物がなくなっていく様子が見て取れます。

県や撤去工事に取り組んでいる業者の方のお話を聞き、

造るより難しい、前列ない工事の苦労も知りました。

造るときには撤去することを誰も想像していなかった。

原発の廃炉の問題と同じような課題を感じます。

荒瀬ダムは、発電専用のダムなので、

発電機能を失った時点で、河川法上、撤去しなければなりませんが、

全国のダムのほとんどは多目的ダムとなっているため、

今後、荒瀬ダムのように撤去する事例は少ないと思います。

しかし、堆積した泥土の処理や、環境モニタリングなど、

既存のダムの管理に必要なデータや検証が期待されています。

 

 

GBGB

小川あきら です。

チャリティーコンサートの告知です。

不幸な事故をきっかけに、重度のハンデキャップを抱えることになったROGUE のヴォーカリスト奥野敦士さんと、その仲間の皆さんが、 福祉の充実のために立ち上げたチャリティーコンサート『GBGB』。

音楽の力を通じて、ハンデキャップを抱えながら生活している人の現状や、福祉の充実について、一人でも多くの人に理解していただければと思います。

チケットの売上で前橋社会福祉協議会に福祉車両が寄付されます。また、5万円以上の寄付で、福祉車両に企業名が載るそうなので、是非皆さんのご協力をお願いいたします!

GBGB 10月19日 atグリーンドム前橋