小川あきら です。
本日は、鳥獣害対策にかかる研修会が開催されました。
講師は、鳥獣害対策の第一人者といわれている
日本獣医生命科学大学の羽山伸一教授です。
群馬県は、羽山教授の所属する日本獣医生命科学大学と野生動物対策のための
包括連携協定を結んでおり、その取り組みが先日全国知事会の優秀政策として
表彰されたばかりです。
今までの鳥獣害対策は、被害が生じたあとの捕獲をメインに行っていましたが、
講演では、危機管理と同じで、野生動物も「管理」することが必要だとおっしゃっていました。
「被害管理」「個体群管理」「生息環境管理」を適正に調整しなければなりません。
被害対策に加えて、市町村・県の総合的な計画の策定と、
対策後のモニタリング、市町村・県・国の連携など、
新しい視点、広域的な視点での対策が求められています。