県外調査1日目。福岡県にて。

小川あきら です。

選挙が終わったばかりですが、今日から、厚生文化常任委員会の県外調査で、九州へ。

福岡空港から直ぐの場所にある『福岡県スポーツ振興センター』にて、

施設の実地調査と各種取組みについてお話を伺いました。

このスポーツ振興センターは、平成2年に開催された福岡国体を機会に、

スポーツの振興を図り県民の健康増進と福祉の向上に寄与する目的で設立され、

スポーツ競技力の向上や、地域スポーツの普及啓発などの事業を行っています。

施設内には、体力測定ルーム、トレーニングルーム、メインアリーナ、

サブアリーナ、武道場、宿泊施設、レストラン、研修室、視聴覚室、

水泳プール、ボルダリングスペースなどがあり、

平日の今日も、バレーボール大会、剣道大会、水泳大会に

一般の利用者など、たくさんの方が訪れていました。

測定室では、骨密度や反射神経など様々な測定ができます。

看護師さんも常駐。

トレーニングルーム、平日も利用者多数。


宿泊施設です。群馬県のものは、2段ベッドで、少し古くなっていますね。

競技力向上の取組では、世界で活躍するタレント発掘事業として、

子供たちの特性を見極めて、スポーツの指導をしているそうです。

「目指すのは、県大会や国体ではない。世界の舞台。

県内に適切な指導者がいなければ、

素晴らしい指導者を探し出して県外にも出して行く。

将来、ふるさと選手として福岡に戻ってきてくれるのを楽しみに待っている。」

ということで、世界を見据えた非常に懐の深い取り組みをしていました。

一方で、競技スポーツやプロスポーツだけではなくて、

子供からお年寄りまで、スポーツの苦手な方でも楽しめるように、

総合型地域スポーツクラブの振興についても力をいれているとのこと。

設立後の維持・運営に関しては、頻繁にクラブマネージャー会議を行ったり、

必要に応じて、認定クラブマネージャーや税理士を派遣するなどして、

各クラブの運営を細やかにサポートしています。

群馬県でも参考にできる部分がたくさんありました。

世界で活躍するアスリートたち。

各地域の総合型地域スポーツクラブの情報が常設展示されています。

福岡県高体連のキャラクター、めん太とたい子。