産廃処理施設のその後

小川あきら です。

ブログの文字を少し大きくしてみました。

さて、12月に一般質問をさせていただいた富岡市の産業廃棄物処理施設について、知事から国に当てて意見書が提出されました。

答弁の中で、「地元の意見をしっかりと聞いて、国に対して意見を述べていく」と言っていた通り、①地元からは設置反対の意見があがっていることと②業者が事前協議の途中で申請をしたことは大変遺憾だ、という内容の意見書になっております。

最終的に判断するのは国の権限となりますが、是非とも現地の皆さんの声や、また、産廃施設が集中立地している地域であることなどを十分に考慮していただきたいと思います。

前橋市でも、昨年の市長選の争点の一つに清掃工場の移転という問題が挙げられていましたが、この産廃処理施設や清掃工場のようないわゆる「迷惑施設」に関しては、反対運動が起こることが多々あります。

交通量の増加や悪臭、大気汚染などの理由から、誰しも自分の生活している環境のそばには置きたくない施設ですが、生活していく上ではなくてはならない施設でもあります。

まずは、私たちの生活から出るゴミや産業廃棄物をできるだけ少なくすること、そして、「迷惑施設」から新たな資源が生み出せるような仕組みが必要ですね。