スバルの次は、中島知久平邸に寄らせていただきました。
中島知久平さんは、富士重工業のもとになる中島飛行機を興し、
飛行機王と呼ばれた方です。
その中島知久平氏が、両親のために1930年頃に建てた大邸宅。
玄関棟と客室棟、居間棟、食堂棟が回廊式でつながったお屋敷で、
昭和初期の和洋折衷様式を色濃く残しており、
ヒノキなど高級建築材も使われていることから、
建築の意匠・構造・素材において学術的価値が高く、
2009年5月には太田市の重要文化財に指定されています。
しかし、建築から年数がたっていることから、あちらこちらが老朽化しています。
修復・保存には数十億円がかかるとのこと。
貴重な財産なので、なんとかして後世に残していきたいものです。