ガレキのうけいれ。

小川あきら です。

本日、大規模震災対策特別委員会が開会され、

岩手・宮城両県の災害廃棄物受入れについて議論されました。

(福島県の災害廃棄物については、対象になっていません)

1月6日、宮城県議会議長から群馬県議会議長宛に

震災廃棄物の広域受け入れについての協力要請がありました。

その後、中之条町が、受け入れを検討するとして大きく新聞報道されましたが、

我妻地域では、受け入れに向けて議論が進んでいるようです。

被災地の復興支援の一つとして、震災廃棄物の処理は絶対に必要なものですが、

やはり県民の関心が高いのは、放射性物質に対する大きな不安です。

震災廃棄物については、被災地でも受け入れ側でも放射性物質の検査を行うため、

数値上の安全性については、担保されると思うのですが、

それを県民に分かりやすく伝えること、県民の不安に十分に応えることが必要です。

また、群馬県では、県有の廃棄物処理場というものがないため、

受け入れについては、市町村や民間業者にお願いをするしかありません。

汚泥の処理の問題、除染の問題、そして、今回の廃棄物の受け入れの問題と、

すべて市町村で決めてくれという対応で、県が主体的に行ってきたものはありません。

最後のところで市町村に責任を負わせてしまうようで、少し残念な気持ちです。

市町村と連携する上では、何かあった時には、県も一緒に責任をとります!

というような強いメッセージが必要と思います。

13日には、震災廃棄物の受け入れについて、市町村説明会が行われます。