【女性都道府県議会議員の会】

【女性都道府県議会議員の会】

3年ぶりに開催された超党派の女性都道府県議会の会に参加しました!

4月の統一地方選で女性県議も一気に増えて、今回の総会・研修会には過去1番の参加者数。北海道から鹿児島まで、全国のパワフルな女性議員の皆さんとお会いし、意見交換することができました^ ^

研修会では、
1 「不登校支援などについて」文部科学省児童生徒課長の伊藤史恵さん
2 「児童虐待予防の新たな課題と可能性について」子ども家庭庁支援局家庭福祉課企画調官の胡内敦史さん
のお二人からお話を伺いました。
(胡内さんは先日3時間のセミナーを聞いたばかりですが、再確認に!)

群馬に持ち帰ることが山盛りです!

【「ひらく」〜アートで世界をひらき、つなぐ】

8/1から開催している「ひらく」アート展。

最終日を無事に終えることができました。
ご協力いただいた事業所・学校・行政の皆様、作家さんたち、地域の企業の皆様、そして作品をご覧になっていただいた多くの皆様、本当にありがとうございました!けやきウォーク前橋のフィナーレでは、作品展示や様々なワークショップ、音楽や講演、活動紹介、トークショーといった豪華なステージプログラムを開催^ ^

展示されている作品に見入っている方、お米や押し麦などが入っているレインスティックに耳をすませる方、手拍子で和太鼓の演奏や歌の発表を盛り上げてくれる方、それぞれのブースでも活発に意見交換が交わされていて、境界線や固定観念をひらいて、多くのつながりが生まれた1日となりました。

個人的には麦わら屋の作家さん(長谷川さんと赤井さん)の創作風景を間近で見られたことに感激。ガヤガヤしている場所で周りの人に注目されながらも、いつも通りに創作に取り組む眼差しと集中力は凄いですよね!

障害の有無に関わらず、お互いを認め合えること、誰もが文化芸術活動を楽しめる社会をつくること。今回の展示会では現状の課題と解決のためのヒントをたくさん共有することができました。
まずは知ること、そして一緒に楽しむことを、今後も続けていけたらいいな、と思います。

企画の最初からご尽力いただいた小野さん、森下さん、ムーちゃん、そしてけやきウォークにつないでいただいた大出先生、本当にありがとうございました♪

「ひらく」〜アートで世界をひらき、つなぐ
https://www.hoxon.net/test2/a/
動画
https://youtu.be/4YaHUzMZ6qk?si=ZIR0htSyrO98FMBo

榛東村の南千晴村長の講演会

「市民の時代を創るぐんまの会」主催の政治参画講演会に参加しました。

http://www5.kannet.ne.jp/~shiminnokai/index.html今回の講師は、榛東村の南千晴村長。

群馬県内初の女性村長として注目を集めていますが、私にとっては村議の頃から仲良くさせてもらっている尊敬する先輩でもあります^ ^

議員時代にも、議長を勤めながら出産、育児を経験するなど、若手女性議員のパイオニアとして、議会改革にも取り組んできた本当に芯の強い人。

(その裏に様々な葛藤や辛い経験があったこともよくわかります。)

今後は村長として今までとは違った大変さもあると思いますが、引き続き、南さんらを大切にしながら頑張ってもらいたいですね^ ^

 

リベラル群馬・会派視察(新潟編②)

リベラル群馬・会派視察(新潟編②)

続いて新潟県庁にて、産業労働部地域産業振興課が実施している「価格高騰対策設備導入補助金」の制度概要や実績等について調査しました。https://eecp.or.jp/e-support/

この制度はエネルギー価格高騰の影響を受ける機械設備について、エネルギー使用量がより少ない設備への切り替えを支援するもの(補助率2/3以内)で、昨年から実施しているとのこと。

新潟県では県内な企業に対して定期的にアンケートを実施しニーズ調査をしており、昨年からのエネルギー価格高騰に対しては省エネ設備の更新を望む声が多かったことから、県事業として設計したそうです。

申請件数は令和4年が228件、令和5年は379件で、飲食サービス業や製造業など幅広い業種からの申請があり、空調や冷凍冷蔵設備などの更新に利用されています。

申請するには「新潟県エコ事業所表彰制度」に参加することも要件となっていて、エコ事業所にはCO2削減計画の策定(前年比1%減が目標)と毎年の報告が求められるとのこと。

https://www.pref.niigata.lg.jp/…/kan…/1356763348335.html

(エコ事業所を増やしていきたいという狙いも今回の設備導入補助金制度に含まれているそうです。)

企業の皆さんに協力していただいて、地域全体で毎年CO2削減に取り組めるのは大きな力になりますね!

また、事業所の省エネ診断を受けた上で省エネ設備を導入する場合には補助率が3/4以内となる特別枠も用意されています。

省エネ診断を受けることで、設備を更新する場合にもどの設備を更新するのが効率的かなど事業所全体の最適化を図ることができるとのこと。

https://www.shindan-net.jp/

原材料やエネルギー価格の高騰で中小企業の皆さんは本当に苦しい状況に置かれています。企業に寄り添った支援策をしっかり考えていく必要がありますが、今回の調査では省エネ設備の更新はもとより、アンケート調査の実施方法や省エネ診断の活用など、たくさんのヒントをいただきました。さっそく群馬県でも提案したいと思います!

 

 

健康福祉常任委員会の月一委員会

健康福祉常任委員会の月一委員会は、独立行政法人国立重度知的障害者総合施設【のぞみの園】にて、施設の概要や強度行動障害者支援の現状などを調査しました。

【のぞみの園】は国立で唯一の重度の知的障害者支援施設です。https://www.nozomi.go.jp

前身となる国立コロニーは、一般社会では生活することが困難な重度知的障害に治療や訓練などを行うとともに、終の住処として施設内で幸せな生活が送れるようにするための施設として昭和46年に開設されましたが、時代の流れとともに障害者福祉政策が地域生活支援へと移行する中で、平成 15 年に独立行政法人に移行。現在の【のぞみの園】では、地域生活支援、自立や社会参加の促進など、重い障害のある人たちの自立を総合的に支援するために多様な事業を展開しています。

旧コロニーからの入所利用者の地域移行に関しては、ある程度の方が家庭や施設等に移行している一方で、高齢化等で地域移行が困難な利用者の処遇も課題になっているそうです。

また、新たな入所者を受け入れないことを基本としつつ、平成21年度からは行動障害を有するために地域での生活が難しくなっている人を有期限で受け入れて、地域に再び戻れるようにする取り組みを行っています。

令和5年8月1日現在の入所者数は161人(平均年齢:63.6歳、平均入所期間:38.5年)で、そのうち旧コロニーからの入所利用者が136人、行動障害等22人、矯正施設等対所者3人となっています。

強度行動障害者の支援については、実際の事例を踏まえながら、アセスメントと支援計画の構築方法や特性に配慮した支援の工夫(構造化)、記録の付け方など支援のポイントを伺い、寮の住居空間の構造化の様子も見学させていただきました。

のぞみの園では強度行動障害者支援の最先端の実践を行っているものの、地域に移行する場合には、受け入れ先の施設等でも同じような支援体制が必要になってくるので、地域全体の支援力を高めていくことが重要です。

(現状では、強度行動障害者を受け入れている施設が限られており、令和3年度の県の調査では入所待機者が273人となっています。)

地域の支援体制を高めるために、これまで実施してきた強度障害者支援者養成研修に加え、今後は中核的・広域的支援を進める人材育成にも取り組み、支援者間でのネットワークの構築や行政、福祉、医療、教育が連携した地域支援体制を目指していくとのこと。

人材育成とハード面の整備(構造化)が両方が必要になってくるので、県としては、のぞみの園と連携した人材育成と施設の環境整備に対する支援(コンサルの派遣や助成金など)について、しっかり取り組んでいきたいですね!