デハ101に乗って。

小川あきら です。

昨日は、超党派の県議会議員2期生の会で上毛電鉄を視察。

同期の研修会は4年前の初当選のころから続けており、自分の選挙区のことだけではなく、県内全域の課題や先進事例を勉強し、新人議員の見識を高めようと始めたもの。

2期目となりましたが、今度は2期生として議会の中でさらに深い議論を行えるように、しっかりと学ぶ機会を作っていきたいと考えています。

特に公共交通のあり方は、近年の大きな課題。

便利さだけを求めると、群馬の場合にはどうしても車移動がメインになってしまいますが、公共交通を利用する楽しみや環境への配慮など、新しい価値を生み出していくことが必要ですね。

今回は、上毛電鉄の社長さんからもご挨拶をいただき、乗降者数の推移や、乗降者数を増やすための取組等についてお話を伺いました。

季節ごとの企画列車(水族館列車や風鈴列車など)や好評のスカイツリーツアー、そしてデハ101の貸切など、社員総出でアイデアを出し合っているとのこと。

自転車と一緒に乗れるのもいいですよね!

デハ101のレトロな雰囲気と車窓からの景色の流れに子どものようにはしゃぎつつ、県内の公共交通のあり方や、LRTの導入など夢のある話に花を咲かせました。

 

ぐんま学園と群大病院

小川あきら です。

昨日は、会派の県内調査でぐんま学園と群大病院にお邪魔しました。

ぐんま学園は、児童福祉法第44条に基づく児童自立支援施設で、様々な事情により家庭での指導が難しい児童が入所し、個々の状況に応じて生活習慣を身に着けさせたり、自立のための指導を行う施設です。

児童自立支援施設は全国に58か所ありますが、ぐんま学園の始まりは、明治41年に松竹院境内に明峯学園として創立されたもので、100年以上の歴史がある施設となっています。

現在は、小学生3人、中学生15人、中卒以上が10人の合計28人が4つの寮に分かれて生活しています。

10年くらい前までは、入所児童のほとんどは非行少年だったそうですが、現在は、虐待経験のある児童が約6割、発達障害のある児童が約4割となっており、児童福祉の最後の砦となっています。

以前に比べて、生活指導や学習指導においても個別の対応が必要となるケースが増えており、職員の負担も増加しているとのこと。

学園長をはじめ職員の皆さんと、①多様化する児童への対応、②人員数の不足、③学園に適した人材の確保(熱意と専門性)、④嘱託職員の待遇向上、⑤クールダウン部屋の設置希望、⑥知的障害児・情緒障害児受け入れ施設の不足、⑦年長児入寮生の増加、など様々な課題について意見交換させていただきました。

ぐんま学園や児童相談所、その他の児童福祉施設を含めて、群馬県の児童福祉の在り方について体系的な仕組みを作っていく必要があります。

群大病院では、一連の群大病院の問題の対応と重粒子線治療の現状についてヒアリング。

厚労省からの処分については、①特定機能病院の承認取り消し、②臨床研究中核病院補助金停止、③がん診療連携拠点病院の未指定、④肝疾患センターの補助金停止等により、病院経営に約4億の影響が出ているとのこと。

早期の信頼回復に向けて、医療安全管理体制の強化のほか、外科の統合、内科の統合など新しい体制で取り組んでいます。

重粒子線治療は、厚労省からの自主点検要請を受けて、5月12日から新規の受け入れを中止していましたが、7月2日の先進医療会議で治療の再開を認められたことから、7月7日から治療を再開、7月9日からは新規の受け入れもできるようになりました。

重粒子線治療が可能な施設は全国でも、千葉、兵庫、佐賀、群馬にしかないので、(今後、神奈川、山形、大阪に設置予定です。)、この治療に期待をする多くの患者さんには約2か月待っていただきました。

患者の内訳では、前立腺がんが圧倒で気に多く、肺がん、肝臓がんと続きますが、最近ではすい臓がんの治療患者も増えているとのこと。

まずはしっかりと症例を積み重ねていくこと、そして将来は保健収載となるように。

群馬県の医療をリードしていってもらいたいですね。

 

強行採決に抗議

小川あきら です。

本日、衆議院の特別委員会で安保関連法案が強行採決されました。

「集団的自衛権は憲法上行使できない」

歴代内閣が40年以上にわたって確立してきた憲法解釈を閣議決定だけで変更してよいのだろうか。

歴代の法制局長官や多くの憲法学者が、この安保法案は違憲と判断している。

本当に必要のある法律で、憲法にも違反しないようにするならば、

どうどうと国民に説明し、理解を得て、憲法の改正手続きを踏むべきだと思う。

政府が憲法改正の手続きを取らないのは、国民の理解を得られないとわかっているから。

8割以上の国民は、政府の説明自体、不十分だと感じている。

誰のための国なのか。

何のための政治なのか。

平和を願う国民の声を、聴け。

 

子どもたちの未来のために…

小川あきら です。

今朝は前橋駅で朝活。

ママ向けのパンフレットを配布させていただきました。

政府与党が、いよいよ安全保障関連法案の強行採決に踏み切ろうとしていますが、国民の8割が説明不足を感じている中で、憲法の理念や手続きを全く無視したやり方は本当に危険。

憲法学者も弁護士も、法の番人である内閣法制局長官も、みんな違憲と批判している政府案。

安保法案によって子どもたちの将来が大きな危険にさらされないように、なんとしても成立を阻止したいと思います。

子どもの笑顔や成長が何よりも嬉しいと思う皆の願いを、一番に。

若者の政治離れ?

小川あきら です。

今日は、共愛学園前橋国際大学の政治学の授業で、議員の活動についてお話する機会をいただきました。

若者の政治離れといわれますが、若い世代も決して政治に関心がないわけではありません。

県内公立高校の設備や部活動の格差について、不登校や高校中退者の支援、手話言語条例について、子宮頸がんワクチンの副反応問題、個人の活動と政党の活動について、など質疑もたくさんいただきました。

身近な生活が政治とつながっていることや、議員にも色んなタイプの人がいることを知っていただければ幸いです。

学生の意見もたくさん聞きたいし、また色々お話したいな♪