当事者とご家族の悩みや葛藤が、すとーん! と腑に落ちるような一冊です。
そして物事の例え方や言い回しが秀逸。
私もこういうわかりやすい伝え方を身につけたい。
当事者とご家族の悩みや葛藤が、すとーん! と腑に落ちるような一冊です。
そして物事の例え方や言い回しが秀逸。
私もこういうわかりやすい伝え方を身につけたい。
【 G-SKY Planをご存知ですか?^ ^】
群馬県青少年会館では県の委託事業として、不登校やひきこもり、ニートなど、様々な悩みを抱えている青少年に対し、体験活動やボランティアを通じて立ち直りをサポートする事業を行っています。
(対象者は中学生以上、おおむね20歳まで)
体験活動は希望者と相談しながら、その人に合った事業所を探してくれるとのこと。
心と体のリフレッシュになりますね!
その他、進路相談会や高卒認定試験の受験相談や学習支援も行なっています。
詳細は群馬県青少年会館のHPからご覧ください▼
http://www.gyc.or.jp/kaikan5/zigyou%20annai/g-sky/index_g-sky.html
🔽G-SKY Plan紹介動画
体験活動で立ち直りを支援します!(G-SKY Plan)|生涯学習課|群馬県 – YouTube
【2022年度県政報告会を開催しました!】
予想困難な時代を迎え、社会も経済も大きな転換期を迎えようとしています。今こそ「人と人とのつながり」の価値を見直し、支え合いの社会を作ることがより一層重要になっていると感じます。
群馬県・新総合計画に掲げられている「誰一人取り残さない自立分散型社会」の実現に向けて、中小企業・地場産業、農業が元気になるように、そして、生きづらさを感じている全ての人たちが自分らしく生きられるように、誰もが笑顔で輝ける社会を目指して、引き続き頑張ってまいります!
最終日は、佐賀県がJAXA(宇宙航空研究開発機構)と連携して昨年から実施している【JAXAGA SCHOOL】の取り組みについて調査しました。
【JAXAGA SCHOOL】は、宇宙や地球、佐賀を題材とした宇宙教育を通じて子どもたちの想像力、思考力、判断力、表現力を育み、未知へチャレンジする心を育成することを目的としたプロジェクト。
小中学生は8か月・全8回のカリキュラムでJAXAの講師による座学や科学実験・工作、フィールドワークなどを行い、高校生は2年間で超小型人工衛星(キューブサット)のフライトモデルを製作し、実運用に提供できる人工衛星として完成させることを目指した活動を行っているとのこと。
(宇宙教育なので、特に小中学生の部で行っている内容は宇宙少年団(YAC)の活動内容とほぼ同様ですね!)
人数制限があるので、参加できない子どもたちの受け皿はどうなっているのか、スクール卒業後のアフターフォローはどのように考えているのか、佐賀県内の宇宙少年団(YAC)との連携はしていないのか、高校生の部は地元の企業との連携や就職に繋がる仕組みがあると良いのではないか、など活発な質疑が交わされました。
宇宙をテーマにした県立科学館があったこと、現在の知事がJAXAの理事長と知り合いだったこと、宇宙科学館の館長さんが元JAXAの職員であったことなど、JAXAGAプロジェクトのきっかけとなる要素が揃っていたこともありますが、子どもたちに本物体験をさせたい(ゆくゆくは佐賀県から宇宙飛行士やノーベル賞受賞者を誕生させたい)というトップの強い思いを感じました。
群馬県でも自分の頭で考え、他人が目指さない領域で動き出し、生き抜く力を持つ人=「始動人」を育成するための教育イノベーションを推進していますが、事業によっては高額の参加費用がかかり、参加のハードルが高いものもあります。
一人ひとりの好奇心や冒険心に火をつけられるように、誰もが学べる環境を目指していきたいですね!
▼JAXAGA SCHOOL
https://www.yumeginga.jp/JAXAGA/
▼佐賀県立宇宙科学館
https://www.yumeginga.jp/
2日目の午後は、佐賀市の【特定非営利活動法人それいゆ】にお邪魔し、発達障害児やその家族への支援活動について調査しました。
発達障害は、早期に発見し療育を受けることで、障害特性からくる困難を回避、軽減できるといわれています。
佐賀県は発達障害児者に対する支援の先進県で、乳幼児期~学齢期~成人期と、生涯にわたってきめ細やかで途切れのない支援が受けられるような体制が整えられています。
(それいゆさんは、県や市町から委託を受けて、早期発見、早期療育事業や学校生活支援、専門相談、移行支援、就労支援などを行なっている発達障害に特化した支援機関です。)
特に自閉症等のスクリーニングに力を入れていて、市町が実施する1歳半児、3歳児健診においてスクリーニングに使用する独自の二次問診票を開発。併せてスクリーニングに従事する市町の保健師さんの研修会を開催して、保健師の質を確保することで、精度の高い早期発見に繋がっているとのこと。
(市町の保健師さんのレベルアップには20年前から取り組んでいるそうです!)
そして、スクリーニングの結果、支援が必要とされた児童の親に対して親カウンセリングや相談会を実施し、子供の発達障害に向き合う心理的なサポートを行い、親カウンセリング後は、発達障害に特化した早期療育事業として、 1人につき10回の療育指導を実施しているそうです。
早期発見後のカウンセリングや療育事業体制がしっかり整えられていることで、保護者はもちろん、市町の保健福祉担当も安心して支援に取り組むことができ、発達障害の診断にもつながっているとのこと。
また県の発達障害者支援センター以外にも、発達障害の専門窓口を7市に設置していて、県内どこに住んでいても同じ支援が受けられるような仕組みが作られているのも特徴的。市町の保健師等の育成もそうですが、特定の機関だけでなく、各地域の支援力を高めているのが素晴らしいと思いました。
群馬県でも全県的なボトムアップを目指していきたいですね!
▼ 特定非営利活動法人それいゆ
https://npo.autism-soreiyu.com/koukyo.html