議会運営委員会の県外調査

【議会運営委員会の県外調査】
初日は神戸市会にてチャットGPTなどの生成AIの試行利用の状況について伺いました。

神戸市会では今年5月に「神戸市情報通信技術を活用した行政の推進等に関する条例」を改正し、生成AIに関するルールを追記した後、6月から3ヶ月間、どういった場面で生成AIが利用できるか、効果や課題等について検証したそうです。
文章の生成や要約、アイデア出しなどで有効活用できたほか、予想していなかった分野としては、プログラミングコードの生成やカスタマージャーニー(この事業を行った時に、対象者はどのように感じるかのプロセス)にも活用できることがわかったとのこと。
今後、本格利用するには神戸市の各庁内のマニュアルや通知文といった独自データの活用が課題で、最終的には、市民の方がチャットボットで質問すれば市に関することが即座に返答できることを目指しているとのことでした。
良い形が出来上がったら、全国の自治体でもマネしたいですね^ ^

神戸市は阪神淡路大震災を受けて、復興予算を確保するために職員数をかなり減らした経緯があり、職員が減り仕事が増える中、働き方を改革するという視点で早くからDXに取り組んできた経緯があります(当時はDXという言葉もなかったそうです。)
阪神淡路大震災は私が小学校6年生の時の出来事。長い時間をかけて街も組織も大きく発展してきたことに敬意を表します。

今日は京都府議会にお邪魔します!